森ゼミ初参加で学んだこと

森ゼミvol2 200621
 私、初参加。ゼミ開始から本日までの進捗報告があった。
 リサーチクエスチョン、仮説。研究に関する言葉で、懐かしい響きが続く。森ゼミは思った以上に本格的研究のようだ。7月にプレゼンテーション大会があり、11月にフォーラムを開催。そこでの発表が最終目的なる。
 私の森ゼミ参加の目的は、海外の国の社会を知り、もともとの活動である日本での政策提案に生かすこと。さらに、現在執筆中(製本の企画中)の本の材料になる知識を補充するためである森ゼミは、堅実な研究形式を採用しているようなので、プロセスや手ごたえを味わいながら、楽しみつつ学習を深めたい。
 個人的問題は、時間とタスク管理である。残業続きの仕事、執筆活動、同窓会会長としての責務、地域活動、プレゼン資料つくり予定3本)、家事(大学生の子どものサポート含む)、ほかの社会活動。どれも手を抜きたくないので、かなり効率的に取り組む必要がある。
【学んだことの整理】
◎デンマーク
 「リサーチクエスチョン⇒課題仮説と打ち手仮説⇒今後の課題」について、プレゼンテーションがあった。
 デンマークについては、デンマーク在住の方にインタビューをした経験があり、特徴はつかめている。しかし、本研究は私がインタビューした視点と少し異なるようである。私もデンマークのグループに参加するので、皆さんと共通認識に立ち、学習を深めたい。
◎エストニア
 昨年、自学してから訪問し、電子政府についてレクチャーを受けたので、内容的には周知のことが多かった、しかし、スマートレイジーライフスタイルというのは、わからなかった。検索すると知的能力を使い、手を抜いて楽に生活するということあった。しかし、エストニアは、電子政府というイメージから、レイジーと思われているようだ。しかし、実際に訪問し、この目で見てきたエストニアの様子と多くの人がもつエストニアのイメージには、少し乖離がある。エストニアは、ビルが次々と建設され、排気ガスを噴出する車が多数往来し、日本の昭和を思い起こすようなエネルギシュな国である。レイジーとは遠いのである。タリンから離れると、街並みはまた少し違う。エストニアは確かに、電子政府だが、特別な場所を除いて、3Gで、ネットへのアクセスが遅くなったという記憶もある。
 言葉から想起させるイメージと実像の違いがある国である。
◎オランダ
 花、風車、ホストタウン、イギリスの対面にある国。多様性という言葉に惹かれ、学習しようとグループに参加した。人数が少ないせいか、研究の進捗が気がかりになった。多様性の本質をどこに絞り込むのか、今後の議論が待たれる。
◎台湾
電子化で注目されている国である。しかし、WHOへの出席が認められない等、国として認められない場合もある国でもある。政党は国民党と民進党があり、双方に特徴があるようであった。研究はアイデンティティにからめるようであるが、世代間のギャップや歴史的背景を理解し、どうアナライズしていくのか楽しみである。香港や東南アジアの一部が中国に侵略されている現在、台湾の在り方は注目に値すると認識している。今後の発表が待たれる。

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