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航海士だった僕が尾道への移住を決めた理由
こんにちは、ナオ船長です!
今回は日本で数多く候補地があるなかで「なぜ、尾道に移住を決めたか」について質問に答える形で書いていきます。
また、移住して4年目になる僕が「実際に尾道に移住して感じたこと」も執筆していくので、より尾道移住へのイメージが湧いたらいいなと思っています。
目次
▼いつ尾道へ移住したの?
▼尾道を知ったきっかけは?
▼尾道へ移住することに、迷いはなかった?
▼尾道の他に移住地の候補はあった?
▼尾道に移住してみて困ったことはある?
▼尾道は結局なにが良いの?
▼どんな人におすすめ?
▼最後に
▼いつ尾道へ移住したの?
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尾道には2019年に移住してきました。
もともと日本と海外との二拠点生活を予定していて、世界を旅しながら移住先を探していました。
海外での候補地は決定したので、先に日本(尾道)の拠点を作ろうと帰国しました。
▼尾道を知ったきっかけは?
尾道を知ったきっかけは、船員の学生時代に愛読していた『ぱすてる』という尾道を舞台にした漫画でした。
この漫画の聖地巡礼がしたくて、19歳のときに初めて尾道を訪れました。
実際に来てみると、海、山、島がすぐ目の前にあって、商店街や山手エリアのノスタルジックな街並みに一目惚れしてしまいました。
その後、航海士として貨物船に乗船してからは尾道に入港する機会が増え、新開エリアなどのディープな尾道の楽しみ方も知り、さらに尾道の虜になっていきました。
▼尾道へ移住することに、迷いはなかった?
プライベートや仕事でよく訪れていたことと、実際に1ヶ月ほど尾道に住んで生活をしてみた経験があったので、迷いはありませんでした。
また、頻繁に尾道に来ていたので既に知り合いが多くいたのも決めてでした。その方達も移住者だったので、話を聞いていくうちに移住後のイメージが鮮明になっていきました。
どこの移住地でも言えることですが、勢いで移住するよりも必ず一度ゲストハウスやシェアハウスに1ヶ月ほど住んで移住体験をするのがオススメです。
▼尾道の他に移住地の候補はあった?
航海士時代に日本各地の港を訪れて、長崎や神戸もいいなと思いました。埼玉育ちゆえに海への憧れが強く、移住するなら必ず海の近くがいいと決めていたので。笑
自身が乗船していた船が航海している姿を家から眺めるのが夢だったので、海が見渡せる家というのも移住地選びのポイントでした。
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▼尾道に移住してみて困ったことはある?
尾道に移住して困ったことはありませんが、山手の古民家に住んで困ったことは数多くあります。笑
例えば、
・山手エリアで車が入らず荷物運び大変
・古民家なので冬はめちゃくちゃ寒い
・たけのこに家を壊される
・夏は虫が多くでる
などなど。
しかし、これらも工夫することで地方暮らしの醍醐味を感じることができます。
【古民家なので冬はめちゃくちゃ寒い】
→ 焚き火や焼き芋をする。
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古民家の庭で秋は焼き芋、冬は焚き火といった感じで、季節ならではの楽しみ方ができるのが良いところ。
【たけのこに家を壊される】
→ そのたけのこを天ぷらにして食べる。
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竹に囲まれているAIRSHIPは、春に家の周りにタケノコがにょきにょき生えてきます。そのタケノコを天ぷらや筍汁にして味わっています。
【夏は虫が多くでる】
→ 古民家生活で蚊帳(かや)は必須。鈴虫の音をBGMにトトロ気分を。
となりのトトロのシーンでずっと憧れていた、蚊帳の中で寝るという体験ができます。鈴虫の音をBGMに本を読みながら寝落ちするのがたまりません。
【山手は坂が多くて大変】
→ 東京で通勤している人の方がよっぽどすごい。
よく「坂の多い山手に住むの大変じゃない?」と聞かれるのですが、登り降りするのは買い物くらいで距離もそんなにありません。
東京から尾道に移住してきた友人は「電車通勤してる方がよっぽど階段登ったり降りたりで大変」と言っていました。僕も東京に住んでいたことがありますが確かにそうですね。笑
買い物に関しても山手でもAmazonは届くので、不便を感じたことはありません。
▼尾道は結局なにが良いの?
尾道🇯🇵が最高な理由
— ゴーゴーケンゴ (@KNGrits) September 19, 2019
✔️ビザ無しで永住できる
✔️移住者が多く地元民が優しい
✔️家賃5000円で5LDKとか住める
✔️駅徒歩圏内に海と山がある
✔️絶景スポット多い
✔️空き家再生で最大30万円補助金でる
✔️創業支援で最大50万円補助金でる
✔️世界7大サイクリングコースがある
✔️街中に猫がいる
最高すぎる… https://t.co/uZlJNBnOJt
これはケンゴさんともよく話すことですが、
「徒歩圏内に海と山と島と商店街がある」という箱庭のようなコンパクトさだと思います。
それは千光寺展望台から見るとその姿がはっきりとわかります。
川のように流れる尾道水道としまなみ海道が結ぶ島々、お寺やひしめき合う民家、これらが他にはない独特な景観をつくっています。
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この景観に加えて「人がいい」。
尾道は移住者がとにかく多く「移住へのハードルがかなり低い街」です。尾道に住む皆さんの人柄がよく、移住者にとても優しいので「気がついたら住んでいた」なんていう人も聞きます。
成人してから同じ場所に3年以上住んだことがなかった僕が、初めて4年目を迎えました。笑
僕にとって尾道は第二の故郷のような存在です。
🇯🇵僕が日本で一番住みたい街は【尾道】
— ナオ船長 (@naosuke_ship) March 21, 2019
☕️お洒落カフェの宝庫
🐈散歩してるとよくネコと出会う
📸どこを撮っても絵になる坂の街
🌄展望台からの眺めは絶景
🍽尾道グルメがどれも絶品
🍷行きつけにしたくなるBarも数多くある
新旧のバランスが素晴らしく、訪れるたびに新しい発見があります☺️ pic.twitter.com/ohw6OrjIon
▼どんな人におすすめ?
・リモートワーカー
・自分のお店をやりたい
方にオススメです。
「フルリモートだし生活コストの高い東京に住む必要はないかなぁ。地方移住ちょっと気になる」
という方はぜひ尾道を候補に入れてください!!
フルリモート会社員の生活スケジュールを下記にまとめていますので、ぜひ読んでみてください^ ^
また尾道では自分が「やりたい!」と言ったことがあちこちに広まっていき、その分野に詳しい人などを紹介してもらえるという繋がりがあります。
いろんなことに挑戦しやすい街で、アイデアや強い思いがあれば形にできることも尾道の魅力の1つです。
僕は尾道で「それぞれが自分の好きを追求する、大人の遊び場づくりがしたい!」という想いをもって移住しました。
色んな人たちの力を借りて、出来上がったのが今の「AIRSHIP」です。
カフェとシェアハウスを運営する僕の生活スケジュールも覗いてみてくれたら嬉しいです。
AIRSHIP COFFEEではアルバイトを募集しているので、タイミングが合えば働きながら住むことも可能です!(要相談)
▼最後に
尾道に住んでからはなんだか時間の流れがゆったりに感じます。YouTubeで言うと0.75倍速くらいの感覚です。
都会のように忙し過ぎず、田舎のようにゆったりし過ぎていない。シェアハウスなので毎日友達と話したりご飯を一緒に食べたりできる。仕事だけでなく、しっかりと「豊かな生活ができているな」と実感しています。
漫画「ぱすてる」がきっかけで尾道を知った自分にとって、尾道での暮らしは物語の中にいるような感覚と、そこに自分のお店があるという言葉にならない感動があります。
願わくば連載が続いて漫画の中に登場したかった。笑(2017年完結)
もっと移住のお話を聞きたい方やAIRSHIPに遊びにきたい方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください!