組織と人のwin-winを探し続けてーこれからも歩んでいく道
こんにちは。初めてnoteに記事を書くにあたり、なんといってもやはり自己紹介からでしょう!ということで、さっそく書いてみようと思います。
「なぜか興味を惹かれること」に大学で出会う
大学3年生のとき、労働法のゼミに入りました。組織とそこではたらく人たちのルールを勉強する中で、「どうしたら組織と人がwin-winになれるのか」ということに自ずと興味を惹かれることに気づきました。その流れで、2001年、パナソニック(当時は松下電器産業株式会社)に人事志望で入社しました。「人事志望は人事には配属されない」というジンクスをはねのけ、大阪府門真市の数千人規模の事業場で人事としてキャリアをスタートしました。
事業サイドとコーポレートサイドの両方を領域に
人事の仕事は大好きでしたが、それだけでは「組織と人がwin-winになれる」を実現することは難しいのではと思うようになり、2005年に挙手してデジタルスチルカメラの事業企画に転身、2010年からは国内マーケティング部門でテレビの商品マーケティング(お客様側とものづくり側の間に立って商品とおカネの流れを調整する役割)に携わりました。ビジネス上の様々なシーンで多様な経験を積ませて頂き、サポートくださったすべての皆さんに感謝しています。
「寝耳に水」だった人生の転機
株式会社Indigo Blue 柴田励司さんがリードする次世代育成研修に参加させて頂いたことが契機となり、ある日突然、本社の人事から「海外でMBAを取って来ませんか?できればご家族も連れて。」とオファーを頂きました。MBA、しかも海外で、など露ほども考えたことがなく、完全に思考停止になる出来事でした。当時小学2年生になる息子もおりました。帰宅して主人に話してみると、一言、「行きたいのか?」と尋ねられました。「・・・せっかく機会を頂いたので、行ってみたいとは思うけど・・・」「じゃぁ、行こう!」間髪入れずの返答でした。主人は家族のために休職して帯同渡航することを即断してくれたのでした。本当にスゴイ人だと思います。一生、足を向けては寝られません。
ESADE(エサデ)で人生観が180度変化する
純ドメ(海外経験が無く、英語力も月並み)の私にとって、受験は甘くはなく非常に苦しく厳しいプロセスでしたが、晴れてスペインバルセロナのESADE(エサデ)ビジネススクールに合格し、2016年秋に渡西しました。
世界50か国から180人の学生が集まるビジネススクールでの生活で何を得られたか?まずもって、日本人にとって考え方の基盤となるような根本的な物事に対する見方(例を挙げるなら、時間に対する感覚)がまったくグローバル標準ではなく、むしろ異端ですらあるということを骨身に沁みて学びました。ハードスキル以上に、「学び続ける力」「発信力」「多様性/不確実性の中でのリーダーシップ」「鈍感力」「ポジティブ力」「スピード」といったソフトスキルを身につけられたことが有意義でした。いまの時代における生き方そのものを学んだ、と言っても過言ではありません。
スタートアップ/ベンチャーの世界へ挑戦
人生観がすっかり変わってしまった結果として、帰国から1年後、スタートアップ/ベンチャーの会社基盤構築にキャリアを転じることとなりました。HR-Tech スタートアップ(J-Startup の 1 社)で労務マネージャーを務めた後、株式会社ハートビーツではコーポレート部長を任せて頂きました。2年4か月の間、バックオフィス全般(経営企画/採用/広報/人事/労務/財務/会計/ 法務/総務)を一手に担当し、よりよい組織の構築に取組みました。仲間とともに互いに成長し合いながら楽しむことができ、本当に得難い経験をさせて頂けたと感謝しています。
2022年9月1日、クラウド型 3D 点群処理プラットホーム「スキャン・エックス」を提供するローカスブルー株式会社にHead of HRとして参画しました。今後も『組織に働き甲斐と働きやすさをもたらすことで、人の可能性を拓き、もって社会に価値を創出する』ことを自身のミッションと捉え、組織と人のwin-winの姿を引き続き追求していこうと思います。
人事として大切にしている思いや、ローカスブルーでの取組みについては、また改めて記事を書きたいと思います!
ありがたいことにご縁を頂きまして、来週9/13、「『はたらく』のいまとこれから」を考えるイベントにも参加いたします。人事の皆さんと一緒に色々お話できることを楽しみにしています。
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