わたしはあなたを知らないが、
あなたはわたしを知っている?
と考えると、なんだかちょっと怖いですね。日本で知らない人はいないような有名人は、常にこういう感覚なんだろうなと想像すると、なんかちょっと気の毒に思えてきます。
あ、なんのことかって話ですよね。
つい最近、バイト先に新しいアルバイトさんが入ってきたんですよ。そしたらその方、ライターの経験者だって言うじゃないですか。
わたしはこれまで、何度か地元のライターさんを探そうと試みてきました。他の地域だと、結構そういうつながりがあるでしょ。あれがときどき羨ましくて。「わたしもゆるくつながりたいよう」と思っていたんです。
しかし、探せど探せどほとんどヒットしないんですよ。いないはずはないのに、とションボリしていました。
東北人は県民性のせいか、シャイなんですよね。だからあまり外に出てこないんだろうなあ、と諦めていたわけですが……やっぱいたじゃないかー!というお気持ちです。
そういうわけなんで、わたしはその人のことを知りません。けど、もしかすると向こうはわたしのことを知ってるかもしれないよね?……と思うと、なんともソワソワします。
べつに、聞かれて困るようなことを発信してるわけじゃないし、いいっちゃいいんだけどさ。インターネットのわたしはリアルのわたしより素に近いから、なんか恥ずかしいっていうかねー。
まあ、実際はまったく知られてないかもしれないけどね……気にしたって仕方ないか。