計画倒れが続くと、常時「どうにでもなれ効果」状態になってしまうのか。自分との約束を守れなかったダメージは、自分が思っている以上に大きいということ。メンタルを安定させるためにも、計画上手になる必要がある。あまりにも計画倒れが続くと、そもそも努力することをやめてしまう体質になってしまうかも。注意。
人間は目の前にある完成物に価値を見出す。段取りや準備が蔑ろにされやすくなる理由。計画通りに進まないのは自分も相手も同じこと。客観的に考えられないことが計画倒れになる理由の1つなのか?
計画錯誤の説明。理解していても陥ってしまう。対策としては実際にやってみてどれくらい時間や労力がかかるのかを記録していく。歪みを直していく作業。または他の人にかかる時間などを見積もってもらうこと。計画錯誤は客観性が欠けることで起きる現象。
マルチタスクの完全否定。基本はシングルタスクで集中してやり切る。タイムボクシングと同じ考え方。集中力を身につけるよりも、まずは集中すると決めた時間を確保することが先となる。いろいろな技術やスキルがあるが、身につける順番は重要なのかもしれない。この場合は、集中する時間を決めることが先にあり、集中する環境を整えるのが次に行うこと。
マルチタスクは百害あって一利なし。集中力が切れたら戻るまで25分もかかってしまう。スマホは最低でも25分以上は近くに置かないようにすること。自分の処理能力を把握することが計画倒れを防ぐ一歩となる。
確証バイアスとは、「こうあってほしい結論」を思い定めたとき、それに合う情報だけを集めてしまうこと。視野が狭くなっている状態。客観的ではない状態。合わない情報は無視してしまう。確証バイアスのせいで誤った判断をしてしまう。それにより「どうにでもなれ効果」につながる。
前章までのまとめでわかりやすい箇所。時間感覚、シングルタスク、挫折を計画に組み込む。この3つを入れて段取りをすること。
ゴールや目標の作り方を間違えると、それまでの準備や努力が無意味になることも。最短でゴールにたどり着くことは難しくても、ゴールへの方向だけはずれないようにする。そのためにゴールの作り方を学ぶ必要がある。
MACの原則のまとめ。ゴールの作り方の原則。3つ全てが揃っていることが条件。とくに適格性は落としやすい項目なのかも。
意志力は50%。これが最大値だとすると、実際は半分くらいの25%だと思っておくべきかもしれない。だから意志に頼らずに習慣化する方法が必要となってくる。If-thenプランニングとか。
人から干渉されやすいスケジュールは、ストレスとなる。できれば自分でスケジュールをコントロールできればいいが、会社員では難しい。だから呼び時間を作ったり、コントロールから外れない工夫をすることで、生産性をキープできるようにする。マイクロマネジメントがダメな理由。
サボる日をあらかじめ決めておく。チートデイのこと。知っていることだけど、実践したことはなかった。すぐにできること。試してみる価値大。
ここまで分かっているのか。試さない理由はない。人間の性質を理解する研究が進んでいることがよく分かる。
二重に客観性が欠けて起きる悲劇か。伝記などは参考にしてもいいけど、そのまま真似をしてもダメ。成功者の言うことは絶対として、根拠なく信じるのはダメ。「まずは信じてやってみましょう」という情報商材を作っている人が、悪意なく伝えている理由はこれと同じ現象かもしれない。