読書は熟読することで、知識として身につくことが前提。だから読める本は、厳選する必要がある。そのために速読をする。速読は熟読があってこそのスキルとなる。
本を読み終えることが目的となってはいけない。自分の知識にすることが目的。使える知識にすること。そのために本を読む。他人の経験を追体験できるから、読書はコスパが良いとされる。他人の考え方をしることも可能。
具体的な説明。ある分野の知識を身につけるには、基本書を最低3冊必要。できれば5冊用意することが望ましいと説明されている。たとえ本同士で意見が分かれても、奇数であれば多数決をとることも可能。
目的は自分の中にある知識で、現実の出来事を説明できるようになること。そもそも知識が少ないと説明できる範囲がせまいまま。だけど、1度にすべてを身につけるのは不可能。書き出す範囲を絞ること。
まずは熟読から。最初は熟読する本を選ぶ速読スキルは必要はないのかもしれない。入門書などはベストセラーや選書などを利用すればOK。だから最初は速読するスキルにこだわらず、熟読するスキルを身につけるべき。
読書の目的を忘れてはいけない。現実の出来事を自分の中にある知識で説明できるようになること。手段の目的化はだめ。どれだけたくさん本を読んでも意味がない。
専門知識を身につけるための土台となる知識が、高校レベルの知識。知識は積み上げていくものだから、基本的な知識の欠落があると、専門的な知識をみにつけるのに苦労する。