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ガッタンゴーって何⁉旧鉄道の廃線を利用した町おこしレジャーの魅力をご紹介♪
みなさん、『ガッタンゴー』ってご存じですか?
私はまったく知りませんでしたが、とある方の配信をきっかけにその存在を知りました。
その配信はこちら↓
この放送のオープニングを聞いてからですね、もう私、ガッタンゴーが気になりすぎて(笑)
調べたら、そこには感動の「町おこしヒストリー」があったんです。
1.ガッタンゴーって何?
ガッタンゴーとは岐阜県飛騨市神岡町にある、旧神岡鉄道の廃線路をレールマウンテンバイクで渡るアクティブレジャーです。
2台の自転車を並列で金属フレームにがっつり固定し、鉄道レールの上を走って、トンネルや橋梁、奥飛騨の山あいの自然豊かで壮大な景色を肌で感じながらスリル満点のコースを楽しむことができます。
マウンテンバイクと言っても、体力はそんなに必要なさそうです。
公式サイトのホームページを見ると、コースによっては車両ラインナップが7種類あり、電動アシスト車や、車いす特等席車両、観覧シートが付いているものから、木製トロッコの車両もあり、どなたでも楽しめるようになっています。
2.ガッタンゴーのコース
ガッタンゴーには『まちなかコース』と『渓谷コース』があります。
★まちなかコースは【はじめての方、全年齢向け】
走行区間:旧奥飛騨温泉口駅 ⇔ 旧神岡鉱山前駅
往復 約6kmの道のりを約40分~50分、がったんごっとんと楽しめるそう。
YouTubeで実際に行かれた方々の体験映像を見たところ、まちなかとはいえ、緑豊かな森林が多くて、空気がおいしそうです。
トンネルに入るルートは、薄暗くてスリル満点。帰り道のトンネル内の青く光るライトアップが綺麗で印象的でした。
★渓谷コースは【どちらかというとリピーター・小学生以上向け】
走行区間:旧漆山駅 ⇔ 二ツ屋トンネル
往復 約6.6kmの道のりを約40分〜55分、まちなかコースよりも長い距離を楽しめますね。
YouTubeで、紅葉の時期に行かれた方の体験映像を見たんですが、景色が壮大ですごい!
渓谷コースは、まちなかコースよりもさらに迫力満点ですね。
橋梁のところは、まさにスタンドバイミーの映画を思い出すような、少しノスタルジーで、時を経ても変わらぬ姿を見せてくれる遺された自然が、都会の喧騒を忘れさせてくれそうです。
3.ガッタンゴーの誕生秘話
奥飛騨の山あいにある田舎町、飛騨市神岡町。
神岡町はかつて鉱山の町で、昔は東洋一の亜鉛の採掘量を誇ったとか。
鉱山とともに町は発展し、鉱山開発によって生まれた「神岡鉄道」は、
2006年に、惜しまれながらも全線が廃止となりました。
廃線当時に、遺された鉄道や線路を、「町のルーツ」として保存・活用し、子や孫に語り継ぎたい。
そんな想いを胸に抱いた地元の有志の方々がアイディアを集結し、地域住民の想いと町の鉄工所の試行錯誤を重ねた技術が一体となった「廃線エコプロジェクト」。
それが、素晴らしい観光スポット『ガッタンゴー』として形になったのです。
現在、NPO法人神岡・町づくりネットワークが運営するガッタンゴー。
公式サイトによれば、【平成28年度 第10回 産業観光まちづくり大賞 金賞】を受賞しているそうです。
地域活性化に貢献したい、まちづくりの参考にしたいという方も、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
参考記事↓