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モリタHD、23年にEV消防車 緊急車両も脱炭素の波

 消防車もEVに、どんどん脱炭素化が進む。

引き続き地球の恵みが得られますように。

消防車で国内最大手のモリタホールディングス(HD)は2023年をメドに、電気自動車(EV)の消防車を実用化する。ハイブリッド車(HV)も開発する方針で、導入する自治体は燃料費やエンジンなどのメンテナンス費の削減につながる。

モリタHDは消防車で国内6割のシェアを持つ。日野自動車などからエンジンや骨組みだけのトラックを仕入れ、はしご機構や放水ポンプを搭載して全国の自治体の消防署や消防団に納めている。21年3月期の連結売上高は846億円。

国内の消防車の新車需要は、市町村合併による自治体数の減少や人口減で落ち込んでいる。新車販売は1990年代前半に年1600台前後あったが年々縮小しており、「21年度は1000台を下回る可能性がある」(尾形社長)。


モリタHD、23年にEV消防車 緊急車両も脱炭素の波

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