20年の米世帯所得、2.9%減 コロナで家計に打撃
コロナの2020年は厳しい一年だった。雇用環境、貧困率が緩和されますように。
衣食住がある自分の生活に感謝、身近な人の役に立つぞ!
米国勢調査局が14日発表した所得・貧困に関する報告書によると、2020年の世帯所得の中央値は6万7500ドル(約740万円)で、前年から2.9%減った。11年以来9年ぶりの大幅な減少で、新型コロナウイルス流行による景気後退が家計にもたらした打撃の大きさを示した。
貧困率は11.4%で、前年の10.5%から0.9ポイント上昇した。上昇は6年ぶり。貧困者数は3720万人で330万人増加した。20年の基準では、4人世帯の所得が26200ドルを下回ると「貧困」とみなされる。
ただ、現金所得に基づく公式の貧困率とは別に、政府の家賃補助や食料・医療・育児支援、税控除などを含めて算出した補助的貧困率は9.1%で、前年より2.6ポイント下がった。