米失業保険申請31万件、コロナ拡大後の最低更新
特例措置の打ち切りで750万人が職探しをするか、求人にハマるかを見ていくのだろう。
皆が衣食住、教育機会が持てますように。
自分も家族をはじめ、周りに役立てるように振る舞うぞ!
米労働省が9日発表した失業保険統計(季節調整済み)によると、8月29日~9月4日の週間の新規失業保険申請件数は31万件と、前週の改定値から3万5000件減った。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(33万5000件程度)を下回った。新型コロナウイルスの流行が本格化した2020年3月以降の最低水準を2週連続で更新した。
総受給者数は8月22~28日の週は278万3000人で、前週の改定値から2万2000人減った。こちらも20年3月以降の最低水準となった。
連邦政府によるコロナ対策の給付金上乗せや給付対象の拡大、期間の延長といった特例措置は9月第1週で打ち切られた。
特例措置の打ち切りで750万人が給付を失う。景気回復の恩恵にはばらつきがあり、コロナ危機の打撃が特に大きかった低所得層は雇用環境や所得の改善が遅れている。経済支援策の打ち切りによって回復が鈍くなるとの懸念もある。
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