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点字ブロックの日:3/18のコラム

1967年3月18日、岡山県立岡山盲学校に近い国道250号に世界で初めて敷設されたことに因む。

点字ブロックが、日本で開発されたものだと、この記念日でわかった。
目が不自由な方が、外出しやすくなるためのものなので、本当に誇らしい気持ちだ。

ただ、点字ブロックは、少しずつ様相が変わっている。

もともとブロックの形だったのが、「鋲」タイプのものがある。ブロックのように埋め込むのではなく、一定の間隔で鋲を打ち、ブロックのようにするものだ。設置しやすくなっているので良い方向に向かっているものだ。

もうひとつは、もともと黄色だったのが、最近は、道の色に近いグレーのものが増え、目立たないように設置されているケースがある。グレーになったことで、全盲の人にとっては色は特に関係ないのだろうけど、弱視の人にとっては、黄色で目立つことは大切なことなのだと思う。
また、黄色であれば、健常者にとっても、気を付けてあげなくてはいけない場所としての認識が強くなる。点字ブロックの上にものを置いたり、自転車を止めたりしないようにとわかりやすい。グレーになることで、気づかずに使いづらくしているのだとすれば、良くない方向だ。

こういうことは、景観や予算などとバランスがとられて、どちらに優位に働くかで変わる。

弱者に優位であってほしいと私は思う。


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