半襟の日:1/15のコラム
京都半衿風呂敷和装卸協同組合が制定。襟を正す正月であり、この日がかつて「成人の日」であったことから、和装に縁のあるこの日を記念日とした。
半襟は、着物の下に着る長じゅばんの襟の部分につける。白い正絹のものが正装用だが、色がついたものや刺繍の施されたもの、カジュアルにさまざまな布で手作りしたものなどを使う。
長じゅばんと半襟があるから、着物には、体の汚れが付きにくく、着るたびに選択しなくても良いとされている。半襟って優れものだなと思う。
目立たないように思われるかもしれないが、着物のおしゃれを楽しんでいる方は、半襟にもこだわっている人が多いように思う。
私も、最近になって、いくつか安価な半襟を購入し、つけてみたりした。
制定した組合名には、「風呂敷」も入っている。風呂敷もまたすぐれもので、どんな形のものでも持ち運びしやすいし、小さいものから大きいものまで工夫すれば包んで運ぶことができるのだ。
日本のものには、工夫がされたものが多いなあと感じる。
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