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幸せ❤️自閉症な暮らし♯13(視覚支援)〜地域の特別支援学級時

幼児期に発達センターに共に通った親の会の仲間と共に、私は「視覚支援」を勉強し、実践した。

多くの自閉症ファミリーがお世話になっているであろう「(株)おめめどう」の商品には我が家も大変お世話になった。

まずは「巻物カレンダー」。
一般的なカレンダーとは違い、ずっと横につながっていくカレンダー。
最初は一週間ずつ切って使っていた。
だいたい何が起こるか予測できるようになり、曜日の感覚も、だいぶ分かっていったと思う。

巻物カレンダー

それから1日のスケジュール。
これはお手製。
終わったら、カードを剥がしていくスタイル。
ご褒美🩷はPECSで選ぶ。
(PECSについては♯7で)

だんだん字が分かってきたら、大きなホワイトボードに書いてました。

学校には「みとおしメモ」を持参。

右側の私作の棒人間、我ながら笑える🤣

それから、これが、なかなかRyoには良かったと思うのが、時計を2つ並べる方法。
左におもちゃの時計、右に本物の時計。
真ん中に「とけいメモ」

Ryoにとって、大好きなパパがいつ帰ってくるかは、めちゃめちゃ重要。
「とけいメモ」に、パパが何時に帰るかを記入し、左と右の時計と時計メモが同じになったらパパが帰ってくる。
パパはなるべく、決めた時間に帰ってこないといけなかったから大変だったと思うけど💦
これが理解できるようになると、
パパが朝会社に行った瞬間に「パパー、あとー、あとー」と言い始める。
「パパがあと何時間で帰ってくるか」を
聞いてくる。
行ったばかりだと、「あとー、14時間!」ぐらいから始まる。長ッ‼️
「あとー、8時間」「あとー、5時間」
「あとー、2時間」ぐらいまでくると、
もうそろそろだと思うようだ。
これで、時間の感覚はだいぶ分かったと思う。

Ryoさん、パパ待ち中。
愛犬ミミも一緒に🐶

親の会で福祉センターの一室を借り、視覚支援を勉強したり、今、困ってること、日常の雑談、いっぱいいっぱい、みんなで話したね。
すぐ子供のお迎えの時間になっちゃって、いつも、みんな「じゃあねー💦」って
慌ててた!笑

子供達のレクレーションも、いっぱい企画したね。
大学生のボランティアさんに手伝ってもらって、健常の兄弟児も含めて、調理実習したり、お出かけしたり。

餃子の皮を使ってピザ🍕作り!

参考になる先生がいれば話を聞きに行ったり、いろんな施設を見学に行ったり、みんなエネルギーに満ち溢れてたよ。

この頃には子供達は、それぞれ違う学校に通い、自閉度もそれぞれ違ってきてたけど、みんなの絆は強かった!
我が子が少しでも理解できる世界に住めるよう、みんなで支援を頑張ったね。
こんなにいろいろ勉強&実践、1人じゃ絶対出来なかった。
みんながいてくれてよかったよー😭

最近も障害者年金や成年後見制度、家族信託などなど、勉強は続いてます。


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