幸せ❤️自閉症な暮らし♯10(ベルギー🇧🇪時代)〜旅行
ベルギー赴任中は、陸続きをいいことに、旅行に行きまくった。(ほとんど車で)
行けも行ったり、2年間で17ヵ国も行った。
フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、イギリスなどなど。
フィンランドのサンタクロース🎅村を訪れた時、サンタさんと写真を撮る部屋に入り、落ち着かないRyoを必死でなだめていた私達に、サンタさんが
「You have beautiful children.」
と言ってくれた😌
ジンワリ来てしまった…
明らかに様子がおかしいからこそ、
優しい声をかけてくれた、サンタさん。
握手してもらった大きな温かい手🖐️、
忘れられない。
サンタさんは🎅実在しますね。
こんな風に書いてくると、ベルギーの2年間は、まるで順風満帆だったみたいに聞こえるかもしれないが、決してそんなことはない。
ショッピングモールで泣き喚くRyoに
「Il est fou? (彼は気狂いか⁈)」と、
老婦人に怒鳴られたこともある。
スーパーのレジで、私はRyoに思い切り髪を引っ張られ、レジのお姉さんに
「あなたに神のご加護がありますように〜」と言ってもらったこともある。
旅行先で夫がRyoを抱っこしていたら、突然、Ryoにガブリと顔を噛みつかれ、
翌日、夫は歯型付きの顔で出社したこともある。誰も触れてはいけないと思ったのか、誰にも何も言われなかったことが逆にグッときたらしいが…
あまり頻繁に、Ryoがパニックになり、あちこちでひっくり返るので、私のママ友に「Ryoくんは、このまま一生治らないの?」と心配してもらったこともある。
でも、今、思えば、あの頃はなんだかんだ言っても、まだ4、5歳。
パニックで暴れても、なんとか抱っこでその場を強制撤収できる身体の大きさだったんだと思う。
6歳で帰国後、身体が大きくなり
力が強くなっていってしまうRyoは、どんどん手に負えなくなっていく。
ただ私達にとって、ベルギー赴任は
本当にいろいろな人に助けてもらい、
充実した日々を送ることができた2年間だった☺️