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幸せ❤️自閉症な暮らし♯8(ベルギー🇧🇪時代 )〜学校

Ryoは2年間、ベルギーの特別支援学校に通った。その学校には、幼児から高校生まで在籍し、卒業生の中には、同じグループが経営するファーム(農場)で働く子もいたり、グループホームもあった。

学校は、TEACCH (ティーチ)プログラムにより構造化されていた。今回、このnoteを書くため、当時の写真を探したが、写真を撮ったつもりが撮っていなかったらしく、ハッキリ映っているのがなくて残念。
当時の連絡帳の中から、背後に映って、なんとなく様子が分かるものを載せます。

スケジュールは1人1人、写真で表示してあった。

スケジュール

Ryoが2年目にしていた自立課題をする
スペースがこちら。

パーテーションで区切られ、右にある課題を机に持ってきて、タスクをやり、終わったら、左の棚に入れる。
右の課題がなくなったら終わり。

タスクの例

感覚遊び、体育(マットなどを用い、体を動かせるスペースがあった)、個人別で言語訓練や作業療法をする時間もあった。
言語訓練で教えてもらった知育DVDはRyoは大好きで家でも購入してパソコンでやってたなぁ。

感覚遊びと体育

アニマルセラピーの時間もあって、大きな介護犬がきて、撫で撫でしたり、オヤツをあげたり。

アニマルセラピーのカードを貼ってから
犬をなでなで。
カードはクルクルしてるだけかも?


2年目のクラスは同い年の男の子ばかり、4人のクラス。自閉症にありがちなバネが好きな子がいて、いつもビヨーンって遊んでた。他のお母さんたちも我が子の将来を心配し、世界中、どこも同じだ。

ベルギー人2人とイスラエル人と日本人。クラス4人、全員、言葉がなく、
家で話す母国語はオランダ語、フランス語、英語、日本語。
でも、あちこちに絵カードがあり、学校でもPECSを使い、大変ながら、なんとか、みんなやってたのかなぁ。

そして、一番驚いたことは、なんと、この年齢の子達を連れて、先生方が3泊4日のお泊まり学習に連れて行ってくれたこと!
先生たちには、本当に頭が下がります。
お泊まり中、「いつでも連絡取れるようにして下さいね」って言われてたのに、私達は3人で、ちゃっかりトルコ🇹🇷に旅行に行ってしまった。
連絡来なくて、ホントによかった。
頑張ってくれた、Ryoさん、先生方、ありがとうございます🙇‍♀️

この頃、とても珍しい3人ショット


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