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愛すべき、心配性。


今日から小1娘の新学期が始まった。

1学期は、三分の一ほど付き添い登校を経験した。


前日は夫と二人で
「なるべく普通に。学校の話題は避けよう」
と事前打ち合わせをしていた。
そうそう、普通に。

『学校始まりますけど、なにか?』
『なんにもかわりませんよ』
ってな感じで、冷静に冷静に。



しかーし、そうはいかず。

「ねえ、あれ準備してなくない?!」
「明日から学校だからね!!」
思いっきり『学校』ワードを連呼しまくってしまった。

反省。。。


寝る前くらいは自己肯定感を高めるためにポジティブに。
母「今日は何読んで寝よっか☆」

娘から渡されたのは
『マッチうりの少女』

えええええ

母「だいじょうぶ。。。?」
娘「だって、この本好きだし」
母「そっか。。。」

マッチうりの少女
私、ダメなんです。もう涙が止まらなくて。

読み終わったあと、
ぽつりと娘が言った。

「わたしがもってる、おさいふのなかの百円玉と十円玉でマッチ買う!」

ううう
もう母は大号泣でした。


愛すべき、心配性の我が娘。
心配性であるがゆえのやさしさ。
「マッチうりの少女に、どうか娘の思いが伝わりますように。」
そう願ってはやまない夜でした。


そんなこんなのやり取りがあって、
今朝。

娘「いっしょにきてほしい」

下駄箱までの付き添い登校。
それでも
「じゃあね!」
と手を振る娘の姿にまた涙がこぼれそうになった。





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