ちえびじんラブピンク
商品名:ちえびじんラブピンク
酒蔵:中野酒造(大分県杵築市)
代表者:中野淳之氏
精米歩合:70%
原材料:大分県杵築市山香産米ヒノヒカリ100%
アルコール度数:12度
海老原商店冬の定番、「ちえびじんラブピンク」のご案内。ピンク色のお酒は着色料を使用しているのではなく「赤色清酒酵母」を使用しています。特徴として、酵母の働きを弱め、甘さを持続させるために45度の火入れを行っています。はい、これ重要。酵母を活発に働くとお酒はどんどん辛くなっていきます。どぶろくなど、酵母がすごい活発なお酒はすぐに飲まないと辛くて辛くて偉いことになります。。。なお、今では全国的にピンク色の日本酒が増えてきましたが、その先駆けとなるのが中野酒造さんです。
中野酒造の代表は6代目。経歴は東京農業大学卒業後、日本酒やワインなどの専門卸を手掛ける飯田に入社。その後、中野酒造の6代目として入社し現在に至ります。大学で酒造りを学んで、その後、卸で修業されるのは慧眼といいますか、先を見据えた素晴らしいキャリア戦略だと思います。だって、井の中の蛙大海を知らず、の2代目3代目も多い中、卸でさまざまな蔵元の日本酒を見ているわけですから。
で、実際の実力ですが本物です。なぜなら、「ちえびじん」のブランドを全国区に押し上げた人物だからです。なお、ちえびじんという名前は創業者の奥様の名前との事。なお、中野酒造では「紅茶梅酒」というヒット商品もあり、とてもオススメです。
以下、公式ブログより抜粋。
代表のこの言葉からも、そして経歴からも、とても信用できる蔵元だな、と感じている次第です。そして、この経営者を育てた5代目の父親もまた優秀な方なのだと思います。子供に酒蔵を継がせたいと思ってもなかなかうまくいかないのが世の常。大学も醸造を学び、そして将来を見据えて飯田で修業し、中野酒造に戻ってからは、ちえびじん、というブランドを立ち上げ、そして成功させているわけですから、素晴らしいご家族だと思います。