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脳をゆさぶる香りの効果
コスメコンシェルジュのnaoです。【香水のサブスク】や【香りの探究者】で香りについてお話しておりますが、香りの力が身体にあたえる影響が即効性があり、脳科学的であるお話しをしようと思います。
香りの作用で私が一番ワクワクするところです。
【脳に直接作用する香り】
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香りはまず、鼻の奥にある嗅上皮(きゅうじょうひ)という粘膜に溶け込み、嗅細胞の先端にある嗅毛という極細の毛にキャッチされます。そのまま香りの情報は、電気信号に変換され大脳辺縁系に伝達され、ここでやっと「におい」と認識されます。この電気信号は身体の生理機能をコントロールしている視床下部に伝達され、自律神経、ホルモン系、免疫系など身体を調節する仕組みに影響を及ぼします。(参考資料:日本化粧品検定1級テキスト)
はい、すごくワクワクしませんか💕、香りの分子は電気信号になり、ダイレクトに脳をビンタ(?)しにいけるってことです(笑)。
自律神経、ホルモン系、免疫系に作用するというのは美容にとっても重要なポイントになると考えます。香りの電気信号を味方につけたい!香りの探究をしている理由の1つでもあります。
【味方につけたい香りたち】
【イランイラン】
→髪のパサつき・手のトラブル・シワ・たるみ・PMS
【サンダルウッド(白檀)】
→髪のパサつき・手のトラブル・汗や口臭・シワ・たるみ・冷え性・脚のむくみ・足の裏の角質・更年期トラブル
【ゼラニウム】
→髪のパサつき・手のトラブル・シワ・たるみ・毛穴目立ち・シミ・くすみ・赤ら顔・脚のむくみ・セルライト・足の裏の角質・更年期トラブル
【ローズマリー】
→髪のパサつき・手のトラブル・ニキビ・しわ・たるみ・毛穴がめだつ・シミ・くすみ・赤ら顔・冷え性・ダイエット・セルライト・PMS
私が好きな香りで効果が多いものを選びました。他にも好きな香りはたくさんありますが、注目はPMSと更年期トラブルです。
※PMS=月経前症候群(生理の前にくる不調のこと)
自己管理で、ホルモンのバランスを取るのはとても難しくないですか?生活習慣やサプリ、食事を気を付けても、私はよく摂取するのを忘れます。
香りの効果を知ってから、これは簡単なインナーケアなのでは?と思ったのです。
アロマテラピーなどを学んだわけではないので、専門的なお話はできませんが香りを嗅ぐだけで、我々の中枢である脳に刺激を与えてホルモンの分泌を促すことができ、「良い香り」というだけではなく、自身の脳が必要と感じてる香りを「好き」と感じるようになるらしいです。
確かに、以前は大好きだった香りも月日が経つとあれ?何か違うってことありませんか?もちろん、香水は水とエタノールが主成分なので酸化して香りが変わってしまうということがあるため、一概に言えませんが脳が別の香りを欲してるのかもしれません。
最近、香水のコーナーやお店に人がたくさんいて、忙しそうにしているのを見ることが増えました。潜在的に皆さんが、必要としているのかなと感じております。私も、良いものが見つかったら共有していきますね。一緒に香りの探究をしていきましょう!