先端恐怖症がニードル初挑戦
コスメコンシェルジュのnaoです。今回はとてもドキドキするコスメのご紹介です。
【マイクロニードル美溶液】
私は尖ったものが苦手です。針はもちろん、ペンの先を向けられてもゾッとします。そんな私が前から気になってたのが針コスメです。すぐに思い浮かぶのが目元や口元のパッチだと思いますが、ファンデーションなんかも話題ですよね。
肌が常にトリッキーな私としては、表皮に針を刺すという行為自体がリスクに感じておりました。
そんなところに先日、株式会社ユーグレナ様の化粧品ブランド【CONC(コンク)】から2023年6月26日から発売されている、マイクロニードル美容液「CONC リンクル インジェクション」の開発舞台裏話を聴くことのできる、成分フェチには最高な機会をいただくことができ、ワクワクしながら参加させていただきました。現品も事前にいただくことができたので、自身の使用感等もお話ししていこうと思います。
【サステナビリティ・ファースト】
まず、皆様「ユーグレナ」ってご存じですか?毎回、コスメの話をすぐしないことで有名な私は、もちろんここから話します。
ユーグレナ=ミドリムシです。ニュースなどにも取り上げられたりしていたので、よくご存じの方もいらっしゃるかもしれません。生物の教科書でみたことのある、あのミドリムシです。
詳しくは、ユーグレナ社様のHPを閲覧していただければと思うのですが、このミドリムシの多種多様な可能性がスキンケアに応用されているというのが、とても面白いと思いました。サステナビリティ・ファーストをフィロソフィー(企業理念)とされていて、社会、人、環境がありきの商品開発となってます。
【卵とミドリムシ】
成分フェチなので、まず成分から。
①セラメント(卵プラセンタ様細胞由来の細胞培養エキス)
→世界初の卵のプラセンタ様細胞を培養したエキスを主としたエイジングケア成分。1つの卵にわずか0.1g程度しか含まれてない希少な細胞を培養して得られる上清液。
・ハリやシワ
・抗酸化作用
・保湿
・抗炎症作用
・ニキビ予防
・収れん
・バリア機能向上 等
②2種のユーグレナエキス(加水分解ユーグレナエキス/ユーグレナエキス EX)
→アミノ酸やビタミンなど豊富な栄養素を含む成分①の働きをサポートしながら、肌のターンオーバーを支え、環境のダメージから肌を守る。
③次世代レチノール(レチノイン酸ヒドロキシピナコロン)
→やさしいレチノール、肌にツヤをもたらす。
④3種のヒアルロン酸
・バルーンヒアルロン酸
→肌の内側に入り広がる、弾むようなハリを与える
・低分子ヒアルロン酸
→微細な分子で角層の中まで浸透し潤う
・高分子ヒアルロン酸
→肌のキメ・ハリを保つ
⑤その他
・グリチルリチン酸2K→抗炎症/ニキビ
・マンダリンオレンジ果皮エキス→キメとツヤ
・スクワラン→保湿
・サジーオイル→保湿
世界初の成分が使用されているだけでもびっくりですが、シワなどに対してハリや乾燥の対策、ターンオーバーを正常にし線維芽細胞の増殖作用などで内側からのハリをもたらす成分がモリモリ入っており、この価格帯でよく出せてるなというのが最初の感想でした。
【ビクビクしながら挑戦!】
医療用のマイクロニードルから着想された、美容液を角層までに届けるための注入型マイクロニードルは長さ200μm(マイクロメートル)、太さ100μmの極細針です。
ユーグレナ・グループのリアルテックファンド出資・事業支援先のシンクランド株式会社の技術をスキンケアに応用できないか、というところからこの形状になったそうです。何年もかけて開発されており、肌を傷つけたり、不衛生になったりすることは無いとのことでした。
初めて使用したとき、恐る恐るしすぎてなかなかノックが出来ず、少し力を入れてエイって感じで押してしまったので、赤くなってしまいました(笑)。うまく、ノックできない方はノック後に優しくスタンピングするのでも良いそうです。
次の日、ほうれい線にスタンピングした部分のハリの凄さよ!溝が浅くなった感じが一回で分かりました。
【健やかな時間をできるだけ長く】
肌が健やかであれば、老化で心身ともに辛い時間をできるだけ短くすることができるようにしたいという考えが根本にあるというお話を聴いたときに、コスメが人の生き方に影響するという考えは私も強く共感いたしました。
成分の開発や商品を現在の形にするまで、何年も何回も試行錯誤を繰り返し完成したものなんだなとお話しを聴いて感じました。こちらの美容液だけではありませんが、どんなスキンケアも同じように愛情や情熱を注いで世に出てくるんだなと再確認できたので、よりコスメ愛をもってユーザー側も使っていかないとなと思いました。