絵画学科油画専攻でした
コスメコンシェルジュのnaoです。
私のコスメ好きにはルーツがあるのでは?と考えたときに、絵を描くことが好きでした。ご興味無いと思いますが、少し私の学歴をお話します。
【多摩美術大学 絵画学科油画専攻】
昔から、絵を描くのが好きでした。しかも、一つのモチーフを何回も描く子でした。小学生ぐらいの時に、1番多く描いたのは【馬】、母が馬が好きで喜んで貰おうと写真などを見ながら何度も描いてた記憶があります。
何だか色々はぶきますが、大学は多摩美術大学というところの油絵を描く学科に入学して、デッサンやら立体やら、絵画に限らず色々作ってました。
【重ねる・下の色を生かす・明暗をつける】
木炭や鉛筆のデッサンは白黒で明暗を作り平面に立体を描きます。暗いところは真っ黒に、一番明るいところは紙の白を使い。その間を擦ったり、潰したり、消しゴムで消したりして埋めて行く作業だと私は思って描いてました。
これは、メイクにも当てはまり、ハイライトとシェーディングにあたると思います。もともと、立体である物をよりコントラストをつけてメリハリをつける。デッサンを描くときは、光と影の位置を把握するところから学ぶので、ハイライトやシェーディングを知った時はすぐに府に落ちました。
油絵では基本的にキャンバスという木枠に布を張ったものに、必要であれば下地を塗り、好みのベースを作ってそこに描きたいものを表現するための下塗り(ベースカラーを塗る)をして、重ねて色を出していきます。もちろん、表現したいものによって下塗りが省かれるときもありますが、油絵は空の青をそのままベタで青を塗るのではなく、重ねて奥行きを出していく描き方が主流です。
なので、最終的に青に塗る前に下に紫やオレンジ、緑などの全く別のカラー塗っていくことがあります。この工程だけでも、メイクへの共通点が結構あると思います。
キャンバスみたいなベースになるものを支持体というのですが、それが布だったり、紙だったり、鉄板であったとしてもどのような作品を表現したいかによって、様々なテクスチャー(質感)の物を使って支持体を作るのがとても楽しい作業でもありました。
【作品だったんだな】
薄々感じてはいましたが、私は顔に作品を作ってる感覚だったんだなと思いました。
余白はバランス良く埋めたり、遊びで外してみたり、重なる色を考えてベースカラーを決めたり、考えてみたら絵画と一緒でした。
アイライナーやアイシャドウ、リップやチークは色鉛筆であり、絵の具だったとしたら、様々な色を集めてしまうのは性なのでしょう。致し方ない、そういう言い訳をして、またコスメを買ってしまうのです(笑)。
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