断捨離する
コスメコンシェルジュのnaoです。
3年に1度ぐらいの頻度で、発作的にコスメの断捨離をしたくてたまらなくなることがあるのですが、共感いただけるだろうか?まだ使えるし、以前は気に入ってたものが、急に嫌になったり、貧乏性なので使ってないのに開封してから1年以上持っていたりするアイテムをポイするタイミングです。
今回はコスメの使用期限についてお話ししたいと思います。
【捨てられない】
一般的にスキンケアやメイクアップコスメは未開封で3年というアイテムが多いです。
開封後はパッケージに記載のある期限で、使いきることが推奨されています。
上記のような表示をみたことないですか?私の購入品にはだいたいついており、大半が未開封3年が化粧品の定番で開封後は1年使用期限が多いと思ます。
食品じゃないのになぜ期限があるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんので、次の項でお話しします。
【コスメの鮮度】
◎酸化◎
酸化という現象をご存知でしょうか?コスメには油分が含まれてる物も多く、酸化しやすい成分で構成されていると空気に触れた瞬間から酸化が進んでいきます。酸化したものを肌にのせると肌を刺激して、炎症をおこし、最悪な肌荒れを引き起こすこともあります。
◎防腐剤◎
メイクアップアイテムも直接肌に触れるものや、手に出して使うものが多いと思いますが、肌の状態が常に無菌の方はなかなかいらっしゃらないと思います。多かれ少なかれ、雑菌が付着してしまうので、コスメにも防腐剤などが必要となります。パラベンフリーという言葉を良く敏感肌の方に向けて作られているアイテムもパラベンに変わるもので、防腐剤効果を得られるように処方されているものが多いです。
〖パラベンの種類〗
《抗菌力の強さ》
ブチルパラベン>プロピルパラベン>エチルパラベン>メチルパラベン
となっております。ただ、防腐効果はコスメには必須です。入ってない方が危ないと思うのですが、その配合量により敏感肌に刺激を与えてしまうので配合量が重要ってことです。パラベンではなくとも、殺菌作用のある成分を配合して、菌の繁殖を防ぐようにしているアイテムもちょくちょく見つけます。
【使いきるが結局コスパがよい】
私も昔良くやってたのですが、自分の中で高価なコスメってもったいなから少しずつ使いましょって、思ってしまいますよね。とても、分かります。
でも、結局上記のように酸化や菌の繁殖により、本来の効果を発揮できない状態で使用しても、効果が低いか、肌荒れに繋がってマイナス効果になることもあるので、量や期限をしっかり守って使用することでしっかり効果を感じることが出来ると思ってます。
「高い化粧水を買ったけど、口コミほどではなかったです。」や「何も変わりませんでした。」と仰ってる方の中には昔の私の様に、チビチビ使いをしてしまっている方もいるかもしれません。使用量を守ると、正しい保管期間で利用できるので、メーカーが想定している環境で使いきれるため、高価なものほど使用期限内に使用されるのが、結局コスパが良いと感じます。肌の状態は個人差があるので、使用感から量を調整するのは良いと思います。ただ、できるだけ鮮度が高いうちに使いきるようにしていきたいですね。