【感想】映画SLAM DUNK観てきた!

レイトショーで観てきたから、さっき観てきました。
明日早いから寝なきゃなのに・・・!!
でも、スラムダンクマニアとしては新鮮な感想を書いておきたく
留めておこうと思います。

前評判を聞いていたので、本当は開始と同時に観に行こうと思っていたけど
賛否両論ありすぎで、迷って今日になりました。

感想をまとめていうと、
漫画のスラムダンクは、あの時の井上先生でなくては書けなくて、
本当にみんなが読みたくなるストーリーで、
いい意味で爆発的なヒットを生むために、それを出版社も井上先生も承知で
色んな奇跡とか巡り合わせが生み出した産物なんだなと。

そして映画は、それから世の中も変化し
色んな人生経験を積まれた井上先生が今作りたかった映画なのかなと。

たぶん、皆経験あると思うんですが
昔の自分がやり遂げたことをずっと推敲して
「もっとこうしてみても・・・?」とか、考えませんか?
「こんなことを追加してみても面白いか?」とか。

それを井上先生はずっと考えていたとかではないけど
うっすら思うところがあったのかな、と私は感じました。

音楽とか、連載当時はああいう音楽ってなかったと思うし
作画とか映像美も、今の技術だからできるところとかあるし。

試合の動き、すごかった。
あれは昔のアニメではできないことだと思う。
皆描いているけど、「山王戦が動いている・・・!」って思ったもん(笑)
動きと連動している音楽もすごかった。
入るタイミング、テンポ。井上先生って本当にバスケ好きなんだろうなと思った。

ストーリーは、皆さんが色々書かれている通り
賛否両論だろうな(笑)
リョーちんが一回も「アヤちゃん」って言わないの寂しかったよ…
ああいう生い立ちだから、アヤちゃん好きになったって設定でもよかったのでは…明るくて頼もしいし。きれいだし。
沖縄設定も、お父さんお兄さん亡くなっているのも、
個人的には要らんかったような気もする。
井上先生が今描きたいスラムダンクはこれなんだろうね。

あと、声優問題。
私は声優さん詳しくないし、そんなこだわりはなく
全体的に特に問題なかったけど、
花道だけは…!草尾さんがいいとかではなく、漫画のイメージとも違う!
木村さんは嫌いじゃないけど、も少し明るい声質がよかったなー!
あの明るさに、皆が救われるのに。

てなわけで、総括私は原作がもうあれ以上ない傑作なんだと思いました。
漫画がすごすぎた。
当時20代前半の井上先生がすごすぎた。

映画は、映像の進化に目を見張る、
現代の技術のすごさに圧倒された、という感じかな。
ストーリーはしょうがないか、という感じ。
どうしても映画は、原作から「削減する」作業のほうが多くなるし
そこに井上先生の入れたいエピソードいれようと思ったら
神奈川の他校のみんなは一切入ってこないのはしょうがないだろう。

でも、スラムダンクのファンの人たちって私も含め
あの湘北以外の学校の人たちがいるからいいってのがあるんだよね。
そこ期待してしまうと楽しめなくなるかも。

なんとなく、そんなことないのはわかっているんだけど、
井上先生の中でのスラムダンクが
ファンたちと乖離している気がしてちょっと寂しかった人が
結構いるんじゃないかなって思いました。

でも、意地でも続編をかかなかった井上先生が
山王戦を動かしたってのは、本当にうれしいことだった。
キャラがそこに生きている感じがした。

あ、最後になっちゃったけど
オープニングが最高でした。
あそこだけ映像出してくれないかな(笑)



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