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一筋の光✨

この投稿の続きです。


思考の声にやられていて、頭がいっぱいで手がつけられない。

また、今まで心の支えにしていた上司がラインから外されて、知らない人が新しい上司になっていた。
苦しい!苦しい!苦しい!!

朝目覚めた瞬間から、『考えないようにしよう』って思って意識的に『無』になろうとすればするほど、身体が硬くなり心臓がギュッと締め付けられて、呼吸が浅くなる。
動悸が激しくなる、っていう数日を味わっている。

加えてタスクがありすぎて、なかなか片付かない。
調整が難航しているものがあるけど、どこから手を付ければいいのか分からなくて、前に進めない。

自分に自信がない。
周りがとても優秀に見えてくる。
一方で、自分が何にも出来ないダメ人間のように思えてしまう。

被害妄想が勝手に膨らんでいって、あたかも現実がそのようになっていくんじゃないか、と悩んでしまう。

ここまで来ると、ずーっとモヤモヤしている事に疲れてしまい、気持ちのアウトプットをしなくなる。やらなくなっている。
アウトプット、そんな事よりも、早くこの苦しい状況が抜け出せる術は何か?しか考えられなくなっている。

こんなにも苦しくて嫌なら、いっそ『私、会社を辞めます』と言えればいいものを、そこは変に責任感の強さが出てしまい、何故か言おうとしない。
しかも『せっかく昇進させていただいたのに』、なんて義理堅さもひょっこり出てきた。

あー、もうっ!!

こんなに朝から鬱々とした気持ちを抱えて家を出た時に、ふと頭をよぎった。
それは、

あれ?
もしかして私、建禄の裏星の『絶』になってる?

(私の命式です)


私の月柱の十二運星に、建禄がいる。
建禄は、ピュア、フレッシュさ、真っ直ぐさが特徴。

そしてその上に、『私が中心』を意味する比肩(自立心の星)がくっついている。

比肩建禄を柱の真ん中に持つ私は、まさに私自身を信じていないと不安定になり、悶々・鬱々とし、やる事なす事全てがまるで歯車が合わなくなったように、上手くいかないんです。

自分を信じられなくなると、私の中に『答え』がないから、周りの意見や状況に振り回されてしまう。

最後に残るのは、更なる自信喪失で傷つき、疲れ果てた私だけ。

あれ?まさに今そうなっているよね⁈

そこに気付いたんです。

『絶』そのものが悪いわけじゃない。

建禄の私が裏星の『絶』になってしまっていると、上手くいかないんです。

建禄自体のエネルギーが高いからこそ、持っている星を表向きで使えていないが故に、裏星の『絶』の威力として、悪いことを集めてきてしまうんだ。

『絶』の時の私は、本当に上手くいかないのは、過去の経験や身体に刻まれた記憶から分かっている。

そうか、そうだよね。

すごく納得したし、少しだけ落ち着いてきた。

じゃあ私は、今までどうしていたっけ?
過去に新しい立場(システムのリーダー)で仕事に携わらないといけなくなった時、私は今までどう振る舞ってきたかな?

と、ようやく自分に問いかけられた。

そしたら、

『自分の責任が及ぶ範囲は、しつこく全力で突き進む。』

が出てきた。

そこには、『失敗できない』というプレッシャーが根底にあったから。
隅々まで目を配らせて、気になることは都度確認をして進めてきたを思い出した。

私は自分が『できる人』とは全く思っていないし(それは今でも)、逆に出来ないからこそ努力しなくちゃ、と思っていたから。

また、『システムのリーダーを引き継ぐ』『お客様に迷惑をかけられない』っていう責任感もあったんだ。

始めは、分からないところは教えを乞うために、聞きまくった。
それは、『私は分からない』という自分の立場をしっかり認識していたから。

また知識や経験が浅いが故に、パートナー会社の人が指示通りに動かないこともあった。
口論した事、実力が無いことを痛感して、涙を流すことも何度もあった。

悔しくて、何とかしたくて、知識や経験を一つ一つ積み上げていったんだ。

リーダーとして決めないといけない時、自分が尊敬する人に自分の考え方や方向性が合っているのかを、ことあるごとに確認した。

そこから少しずつ細い軸が出来てきて、小さな事から自分だけで判断して、結果を検証していた。一手を間違えた時には、全力で方向転換をしていった。

私はいつも、何とかしようとしていたし、そして何とかなっていたんだ!

様々な場面を思い出す度に、力が戻ってくる。

過去の私の姿、経験が、今弱っている私を励ましてくれている。

一筋の光が、私に当たった気がした。