婚活中の際どいジャッジ(いやアウトかも)
序章(というほどでもない)
31歳の夏、彼女ができた。2か月で別れたけど。
付き合っててやっぱりイライラしてきてあかんわーってなってこちらから振ってしまったのである。
そんな話を経て「俺には伴侶となる人が必要」という考えのもと「ゼ」から始まるサービスに登録して婚活を開始した。
現状について
8月末からスタートでおよそ2カ月が経過した時点でいえば、会った人は多分20〜30人くらいで仮交際は最大6人もいて、そこから数は増減をしていき今は仮交際が3人いるという状況である。
ただそのうちの1人は直近マッチングした人なので以下に述べる内容時点では2人であったことを明示したい。
これだけ書けば良い状況にも思えるがその内情は私にとって心をすり減らす状況でもあったのである。
罠にかかったのか?
何に困っているかといえば、詳細は省くが一気に距離を詰めてきた人がいる。
婚活パーティーを経て、居酒屋デート→お出かけ→居酒屋→お出かけと後から思えばエグい詰め方をされたものである。
そんな人から2回目のお出かけの前日の夜も飲みに行きその帰り、
「お互い仮交際の人にごめんなさいして真剣交際に移りたい」
と提案を受けた。
その時点の私は承諾をした。否、してしまった。
恐ろしい口約束、でもたかが口約束
そういうことをすればもうこの人一本やろうとなるのが自然だったが、そうならなかった。
約束をした夜の翌日のデートで居心地良くない時間を過ごし、彼女の行動に嫌な部分を感じてしまったことも一因とは思うが今はそこを語ることは避けたい。
さて、事情を説明しよう。
例の提案を受けたのが金曜の夜でデートが土曜というその週の日曜、私は仮交際のもう一人との食事の約束をしていた。
無論、私は別れ話を切り出す準備はしていたし「この人、あまり話盛り上がらないのに何故か続いているんよなあ」という状態で仮交際モチベーションも低いのであった。
そんな状況であるからミッションとして容易であるのは明らかなはずだった。
しかし現実は予想を裏切った。
改めて会い、食事をしながら話をすれば大人しい性格は変わらないが話しやすいことこの上無く、なぜ私はこの人の魅力を感じ取れなかったのかと混乱をきたした。
そもそも話しやすいと印象が変わってしまっている時点で意味がわからないがとにかくそうだった。
この人を私はまだ知らないしもっと知りたい、と思わせるに十分すぎる夜はあの約束を裏切るには十分なものであったし、今の自分が惹かれる人はこちらだとすら思えた。
結果的には、何一つ約束を果たすことなく逆にその人と次にデートをしようという約束すら取り付けてしまったというわけである。
全く予想とは反対の結末を迎えたことについて、後悔しているか?そんなことあろうはずがない。
終わりに(カスであるのは認めるが)
もしこれを読んだ人が私のことをカス人間の誹りと思うのは当然あり得ることであるし自らカスやなあと思うのもまた事実である。
しかし、これだけは言いたい。
こちらだって一生に一度あるかないかの大勝負を背負っているのである。
心の底から楽しめたとはいえない相手との口約束よりも素直に気持ちが向かう直感を信じたいのである。
まあ約束を違えたことは本当に良くなかったと思うので反省点を上げると、
気付いた時点で「まだ約束はできない」と速やかに伝えるべきだったこと
モヤモヤを感じていたなら約束できないとはっきり伝えるべきだったこと(とはいえ都会の夜景見ながら酔った状態でそれは難しかったと思う)
ついでに思ったこと
まず、婚活サイトに登録するときは嘘でもええから喫煙はしてないことにしたほうが良いのは間違いない。
タバコを数年間やめていたのに今年復活してしまった自分はバカ正直に「時々吸う」というステータスであり、これで機会損失しているものと確信している。