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よくある質問【履修編】

Q1: 科目記号(1,2,3・A,B・Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ)の違いは?

A: クラス分けや、内容の継続性の違いで区分けされている

以下、順に解説していきます。

1.2.3(アラビア数字)

同一科目のクラス分けを表しています。○○1・○○2は同じ科目であり、クラスが異なるだけなので両方を履修登録することはできません。

A.B(アルファベット)

関連性はあるが、内容の継続性はない科目です。○○A・○○Bは片方でも両方でも履修登録できます。
ただし、A,Bで継続性がある科目も存在するので、シラバスをよく見た上で履修登録を行うようにしてください。

Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ(ローマ数字)

関連性があり、内容に継続性がある科目です。原則Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳの順で上級になります。
さらに、履修要項または該当科目の講義概要にⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳの順で登録するように指示されている場合は、その指示に従わないと履修登録ができません。
ただし、科目ごとに単位の修得が可能です。
例えばⅠ.Ⅱ.Ⅳは合格、Ⅲのみ落単した場合、3科目分の単位を得ることができ、Ⅲの科目は来年度以降再履修をすることができます。


Q2: 履修した講義が『抽選漏れ』した!どういうこと?

A: 初回履修は抽選になる場合がある

以下、解説していきます。

履修初回登録期間にエントリーした単位、実は仮登録状態であり、確定ではありません。
最終的にどの科目が登録されたかは、Portaの履修登録時間割に表示されます。

その際、定員以上の登録があった科目は『抽選』となり、落選した場合は講義を受けることができなくなってしまいます。これに関しては完全に運で、どれだけ早く登録したか・成績が良いかなどは関係ありません。

しかし、履修時間割発表後の数日間、およびクォーター初めは『履修登録確認・変更期間』となり、登録科目を追加・変更・削除ができるようになります。
この時の科目変更は『先着順』です。もちろん既に定員の場合その科目は登録できませんが、一度定員になった科目に空きがでることも往々にしてあります。
中には登録した科目が誰かによって変更されることを狙い、Portaを数時間にわたって監視する猛者もいるのだとか・・・

まとめると

  • 初回登録は抽選。定員以上の場合は抽選。

  • 履修登録確認・変更期間は先着順。

  • 抽選漏れの場合でも、定員が空けば登録できるかも・・・?

このようになります!


Q3: 「履修変更」と「履修中止」のちがいとは?

A:「履修変更」は履修する授業を変更すること。「履修中止」は履修している授業の履修を中止すること。

以下、詳しく解説していきます。

「履修変更」とは?

「履修変更」とは、「履修する授業を変更すること」を指します。
履修変更には、以下のような特徴があります。
・実施期間は履修時間割発表後の数日間と、各クォーター開始日から数日
・履修する授業の取り消し・変更・追加が可能
・変更した授業は単位数集計表に表示されない
・履修変更に関してGPAに影響はない

そのため、
・初回の授業を受けてみたけど自分の興味と合わない
・他の授業のほうが面白そうだから、そちらに履修を変えたい
・時間に余裕があるから、履修する授業を追加したい
というような人におすすめです!

履修変更は、以下のようにして行います。
・定められた期間内に行う
(PORTAや教務課のHPなどで期間が発表される。)
・PORTAの トップページ→学生メニュー から、履修変更のページにアクセス可能
・該当ページにアクセスしたら、後は履修登録と同様の方法で履修変更可能


「履修中止」とは?

「履修中止」とは、「履修している授業の履修を中止すること」を指します。
履修中止には、以下のような特徴があります。
・実施期間は各クォーター開始日から数週間後
・履修している授業の取り消しのみ可能
・履修する授業の変更や追加は不可能
・履修取り消しした授業は単位数集計表に記載される
(GPAに影響はない)
・履修中止に関してGPAに影響はない

そのため、
・ある程度授業を受けた後に、授業を受けるのをやめたくなった
・授業に難しくてついていけないので授業を受けるのをやめたい
・明らかに落単しそうだが、GPAは落とせない
というような人におすすめです!

履修中止は、以下のようにして行います。
・定められた期間内に行う
(各クォーター開始から数週間後に来ることが多い。大体1週間程度)
・PORTAの トップページ→学生メニュー から、履修中止のページにアクセス可能
・該当ページにアクセスしたら、後は履修登録や履修変更と同様の方法で履修中止可能


Q4: 夏季集中講義の登録・取消はどうすればいい?

A:登録は授業期間の履修登録と同様の期間に行う。(ただし履修上限単位に注意)
取消は方法が複数あるため要注意。

以下、詳しく解説していきます。

夏季集中講義の登録はどうすればいい?

夏季集中講義の登録は春学期(Q1,Q2)の履修登録期間に同時に行います。
履修登録フォームの一番下にその他の項目があり、そこに授業を登録することで夏季集中講義の履修をすることができます。

なお、夏季集中講義を履修する際は各学期の「上限単位」に要注意です!
夏季集中講義は前半と後半に分かれ、それぞれ単位が算入される学期が異なります。単位数上限が超えてしまうと卒業単位に算入されなくなる場合がありますので要注意です!
それぞれ単位が算入される学期は以下のとおりです。
・夏季集中講義前半春学期 Q2
・夏季集中講義後半秋学期 Q3
(ただし、夏季集中講義後半でも履修登録は春学期(Q1,Q2)に行います!!)


夏季集中講義の取消はどうすればいい?

  • 夏季集中講義にも、授業期間中に開講される講義と同様に「履修変更」「履修中止」があります。
    それぞれやり方を説明します。

    ・履修変更
    Q1もしくはQ2の履修変更期間中に実施します
    履修変更なので、他の集中講義に履修を変更したり、履修変更した授業の単位分をQ1やQ2で補うことも可能です。
    ただし、Q1に事前ガイダンスや初回授業が行われる集中講義の場合、Q1でしか履修変更ができないので注意してください

    ・履修中止
    履修中止は、以下の手順を踏んで行ってください。

    ①教務課 Web ページの、
    教務案内(教務課)→授業科目関連(学部・大学院)→集中講義・隔週授業
    から自身の履修科目の「集中講義科目一覧」で取消可能日を確認します。
    ②取消可能日の 9 時~17 時の間に教務課窓口にて手続きをします。
    (持ち物:学生証、黒ボールペン)

    なお、Q1やQ2にて事前ガイダンスや初回授業が行われる集中講義の場合、履修中止の申請ができるのは事前ガイダンスや初回授業が実施される当日のみとなります。
    それ以降は履修中止ができないのでご注意ください!


Q5: 冬期集中講義とはそもそも何?

A: 年末や春休みに行われる集中講義のことです。

時期が違うだけで、おおよそのことは夏期集中講義と同じです。ただし、時期が違うことによって細かい違いがあります。

①履修登録
Q4の科目として履修登録を行います。なので、履修登録スケジュールは以下のようになります。
初回登録(抽選): 秋学期の履修登録のとき
登録変更(先着): 秋学期開始前・Q3開始後1週間・Q4開始後1週間
※ただし、Q3の間に初回授業や事前ガイダンスが行われる場合は、Q4開始後の取消は不可です。
Q4の時間割を登録するところの「その他」から登録できます。

②登録変更期間の終了後に履修をやめたくなったとき
各科目に決められた取消日があります。
【取消日の確認方法】
教務課ホームページ(http://office.nanzan-u.ac.jp/KYOUMU/)

授業科目関連(教務課ホームページの右の方の「時間割関連」にあります)

集中講義・隔週授業の「学部 2022年度:集中」から確認

③成績発表
Q4科目として扱われるので、秋学期の成績発表のときに同時に発表されます。

④いつの期間の単位として算入されるのか
Q4の単位として算入されます。各クォーターや各学期の上限単位数に気をつけましょう。


Q6: 履修中止した科目の単位数の分、新しく授業を入れることはできるの?

A: できません。履修中止した科目の単位は、年間の登録上限単位数に入っています。

各学部で決められている「履修登録の上限単位数」がありますが、履修中止をした場合にはこの単位数はカウントされたままになっています。

例えば、「履修登録の上限単位数」が「各学期24単位」だったとします。
Q1頭の履修登録・変更が終わった時点で、春学期の間に上限いっぱい24単位分の授業を入れました。次に、Q1の履修中止期間で2単位分を履修中止しました。
このとき、Q2でこの2単位分新しく授業を入れることはできません。
という話です。

最初の登録で22単位分入れてて2単位余らせていた場合はその余った2単位分を使って授業を入れることは可能です。(24単位使い切ることになります)

Q7: 国際科目群とはそもそも何?

A: 「英語ですべて行われる授業のこと」です!

以下、詳しい解説をしていきます。

  • 国際科目群と呼ばれる授業は、授業内容はもちろん、課題、期末試験等は原則としてすべて英語で行われます。

  • 授業履修に必要とされる英語能力は、少なくとも「TOEFL-iBT 70点程度(TOEFL-PBT 530点、IELTS 6.0、英検準1級)」です。あくまでも基準ですので、これ以上の英語基礎力がある方が安心だと思われます。

科目によっては正式な履修をする前に、英語運用能力試験等が行われる場合があります。履修してみたい方は、各科目のシラバスに書かれている条件等をよく読んでください。
国際科目群に指定された科目を24単位以上修得した学生は、「Nanzan International Certificate」という証明書がもらえます!

<英語の実力をあげるにはどうするの?>
・選択英語科目を履修する、またはR棟ワールドプラザを利用してみましょう!同じくR棟のStellaでは英語を使ったワークショップやイベントも開催されているのでPORTAを要チェック!
・TOEFLやIELTSの問題集は図書館、R棟国際センター事務室・ワールドプラザなどで見ることができます。
・南山大学でもTOEFLを受けることができます!大学のWebページや学内掲示を確認してみましょう。

いかがでしたでしょうか?
国際科目群は原則英語で行われるため、「やってみて難しかったらどうしよう…」と思われる方もいるかもしれません。そんな時にあるのが履修変更!合っていない・難しいと思ったら変更できる期間もありますので、迷っている人はぜひ一度受講してみてください。履修変更については別記事で詳しく紹介しているので、そちらをチェックしてみてくださいね。

Q8: 集中科目と単位上限の関わりを教えてください。

A: 時期によって単位が含まれるQが違います

以下、詳しい解説をしていきます。

①夏期集中講義科目

・前半
→単位はQ2(春学期)の上限単位に含まれます。

・後半
→単位はQ3(秋学期)の上限単位に含まれます。

②冬期集中講義科目

→すべての科目において、単位はQ4(秋学期)の上限単位に含まれます。

<日程っていつ出るの?>

・大まかなものは、履修登録期間中に「教務課→授業科目関連→集中講義・隔週授業(学部○○年度:集中)」のところから見ることができます。細かい日程は徐々に更新されていくので確認してください。

Q9: 履修中止ってGPAに影響はあるの?

A: 履修中止をした科目はGPAに反映されません。

GPAに反映されない科目は履修要項の「GPA制度・履修中止制度について」に書いてあります。

GPA算出対象外科目一覧(2022年時点)

  • PF評価方式科目

PF評価方式は、簡単に言えば○か×かで判定される単位です。通常の科目は、A+,A,B,C…のように判定されますが、PF評価方式科目は細かく判定が出ないのでGPAの算出範囲外です。

  • 認定科目(編・転入、転部・転科、留学、外国語能力試験 等)

「転部したときの単位認定」や「TOEICで○点以上取ったら単位認定」など、指定されている方法で単位を認定された場合は、GPA算出対象外です。

  • 履修中止科目

履修中止をした科目はWと判定されます。これは、GPAには算出されません。

  • 卒業要件に算入しない科目

卒業要件に算入しない科目は学部によって変わってきてしまうので一概には言えないのですが、自由科目として扱われる科目です。

いかがでしたでしょうか。

履修中止をすることでGPAに影響はないですが、各クォーターごとの履修登録の上限には加算されてしまうので、履修中止は計画的にしましょう。


Q10: 宗教論やキリスト教概論など必修科目の登録方法は?

A: 学部によって違いがあります。自分で登録しなければいけない学部もあります。(例:経営学部など)

以下、解説をしていきます。

・宗教論(1年生必修科目)、キリスト教概論(2年生必修科目)
→学部によって違いはありますが、履修登録期間で自動的に時間割に登録されている学部と、先生を選んで自分で登録しなければならない学部があります。

→シラバスにて、宗教論[B(学部名)]1・2のように語尾に数字がついているものは自分で登録する可能性があるので、よく確認してみてください。各自履修登録の際に登録し忘れないように気をつけてください!

Q11: 履修変更の確認ってどうやってするの?

A:Portaを見ましょう

  1. Portaにログインする

  2. 「学生メニュー」を開く

  3. 「履修照会」の「履修時間割表」を開く

  4. 変更した通りになっているかを確認する

この履修時間割表が自分の変更した通りになっていれば、履修変更はできています。

※履修時間割表が変更されていない場合は再度履修変更登録を行うか、
C棟3階の教務課まで行きましょう


Q:Webclassや講義資料DLサーバが更新されない

A:少し待ちましょう

  • Portaは即時変更なのに対し、WebClassや講義資料DLサーバは更新に時間がかかる

  • 更新されるまで大体1時間前後かかる

  • WebClassや講義資料DLサーバが更新されていない状態でも、履修変更した講義は受けることができる

    WebClassや講義資料DLサーバが更新されていない状態でも履修変更した講義は受けることができますが、レジュメや資料が手に入らない状態で授業を受けることになると思います。
    その際は、一度担当教員にまで問い合わせてみてください。


Q12: 履修変更時の成績(出席)はどうなる?

Q: 履修変更時の成績はどうなる?

A: 配慮される場合がほとんど

  • 履修変更した場合、第2回目の授業からの参加が大多数

  • その場合の出席点や課題は、先生によっても異なるが配慮してもらえることがほとんど

  • 授業も第1回目はガイダンスのみで、テストに直接関係するような深入りした授業は行わないケースが多い


履修変更をした場合は第2回目の授業から参加される方が大多数だと思いますが、その場合出席点や課題は配慮される場合がほとんどです。

例えば毎回リアクションペーパーの提出を求めるような先生でも、第1回目は参加していなかった場合それは成績に影響しないということがあります。
(※先生によって異なるので、一度先生に問い合わせてみてください)

また授業に関しても第1回目はガイダンスのみ(評価方法や授業の進め方について)でテストに直接関係するような深入りした授業は行わず、本格的な授業は第2回目からのケースが多いです。

Q: 履修変更時の出席はどうなる?

A:先生によって異なる

南山大学は、授業総数の1/3以上の欠席(通称1/3ルール)で「欠席過多」により単位取得ができません。
(※2022年度はコロナ禍によりこのルールは不適用)

先生にもよりますが、
履修変更で第2回目の授業から参加の場合第1回目の授業は欠席としてカウントされる場合があります。
(そもそも出席を取らない先生の場合、全く問題ありません)

≪総括≫

履修に関して何か困ったことや相談事があったら、
まずは先生に相談しましょう!
もしくは、C棟3階の教務課まで!


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