【CL2023宮城10-4】白ルギア
はじめに
ピーエムのnoteをご覧の皆の者~、おはこんハロチャオ!CL愛知で優勝したらおまけでCL宮城の権利も渡されたので行ってまいりました。結果はDAY1 7-2で予選抜け、本戦3-2で最終100位台でした。スタンダードレギュレーションもそこそこやれるのが分かったのでよかったです。
CL優勝するとフィーチャー卓に呼ばれがちですが、たまたま予選最終戦でしたのでポケモン公式ツイッターにも登場しました。
フィーチャー卓の配信にはプロ雀士・モデルの岡田紗佳さんと、キヌガワさんもいらしていてなかなかレアの経験ができました。宮城まで行った甲斐があったもんです。試合内容は序盤はサイド4枚先行されて雲行き怪しくなるも、アヤシシVが540ダメージで勝利。
岡田紗佳「役満を上がってフィニッシュを決めた」試合
デッキレシピ
ここからは、デッキ構築と説明を以下に記録しておきます。レシピはDAY1・DAY2共通です。
デッキ構築の考え
一撃ルギアもふくめていろんなルギアの構築を試してみましたが、ルギアは欲しいときに欲しいカードを引けるデッキではないのが印象でした。そこで、ボールみたいなカード、ボールみたいなカードで触れるポケモン、ネオラントから触れるサポート、アーケオスで引き抜ける特殊エネルギー以外のカードはすべて抜いて構築しました。具体的には、崩れたスタジアム、やまびこホーン、こだわりベルト、基本水エネルギー、かがやくリザードンを使う場合の基本炎エネルギーです。
空いた枠で何を採用しようかと考えたときに、汎用性が高いと考えたのがボタンでした。まず、ロストバレットに対してターン稼ぐのに使えます。また、その他の対面でもサポ権が余るターンが結構あるので、ネオラントを回収しておくと負け筋を減らせますし、ハンドを流された後に詰めのボスに触りやすくなります。そして、ネオラントを消す点で役割の被る崩れたスタジアムとの最も大きな差別化要素は、寝たカビゴンを起こせるところです。
エネルギー配分は、汎用性が高すぎるジェットエネルギー4は確定とし、VガードはルギアVSTAR2匹が相手のワザを1回耐えるためにサイド落ちを考慮して3枚です。ラッキーエネルギーはルギアが耐えて1枚で2回効果が発生することが多く、サポートのドローが貧弱で手札が細くなりがちなデッキなので多めに3枚としました。おかげでボタンやボスを使いやすくなっています。
ダブルターボエネルギーは構築のエネ個数を多めにしておくことで、最終的にアヤシシに残せるエネルギーの個数が多くなるし、アヤシシにとってはパワフル無色エネルギーと同値なのでこれもまた多めに3枚としました。どっすんぐーすかは160ダメージで十分なことが多く、ストームダイブも序盤に相手の進化前のVを倒すとき以外は200ダメージで十分なことが多いのでデメリットはあまり気になりません。
ギフトエネルギーはこれらと比べて優先度が低く、余った枠で2枚いれました。リゲインエネルギーは、使える状況が限定的なため不採用としました。
キャプチャーアロマとか、テーブルシティとか、これまで長くポケモンカード続けてきた身としてはなかなか受け入れ難かった運要素の大きいカードがいっぱい入っていますが、ルギアV、ルギアVSTAR、ネオラントV(→バーネット博士)のポケモン3枚揃えるだけでアーケオス2匹が場に出るので想像していたよりもはるかに安定したデッキでした。その意味で100%ルギアVSTARとして使えるルギアVSTARの4枚目は、絶対に抜かない枠です。また、バーネット博士は必要なときにサイドに落ちるととても困るので本当は2枚入れたかったのですが、困る確率はサイド落ちの10%×バーネット博士が必要な試合(体感約3割)の3%くらいとすればDAY1で1回でも発生する確率が20~30%なのでまあ無視していいだろうとして1枚としました。
対戦プランの考え
対ルギア(一撃・白おおむね共通)
2-2-2とサイド進行すると最速で先4でサイドを取り切れるので、先攻が有利な展開になりやすいです。捲るためには以下の方法で最大3ターンを稼ぐ中でサイドレースを逆転させなくてはなりません。
①ルギアV・VSTAR(1匹目)が1回耐える
②ルギアV・VSTAR(2匹目)が1回耐える
③カビゴンなどの非エクをはさんで相手のサイドを奇数にする
Vガード&かがやくサーナイトでルギアVSTARが330耐久になり、バンギラスVとお互いに確定数が同じになるので、一撃ルギアとも対等に戦えます。最後にアヤシシを動かせるようにエネルギーを管理すること、白ルギアミラーでは逆にアヤシシを動かされることを意識してプレイしていました。
対ミュウ
ドラピオンも入っていて、2-2-2または2-2-3は比較的簡単にとれるので、最初の雪道さえ超えられればそんなに不利にはならないかなあと思っていました。330耐久のルギアをミュウで倒すのは相当大変ですし、かがやくサーナイト&Vガードエネルギーでドラピオンも260耐久になるので相手が序盤にタブレットを消費していると耐えることもありました。
対ロストバレット
ロストの構築・プレイプランが多種多様なので、こちら側もアドリブを求められて大変でした。カビゴンをうまいタイミングで押し付けるのが重要です。相手のカビゴンでカビゴンを返されときや、カビゴンが寝ると困る手札のときはあまりカビゴンを動かしたくないです。
対ロストギラティナ
かがやくサーナイト&Vガードエネルギーで概ねルギアVSTARがロストインパクトを耐えます。進化し損ねているベンチのギラティナVを先殴りしたり、最後にアヤシシがギラティナVSTARをワンパンしたりできると勝てるイメージでした。
対サーナイト
先攻だとサイド2枚先行できることが多く、ドラピオンVがサーナイトexを一撃で倒せるので比較的簡単です。逆に後攻だと捲る手段があんまりないのでカビゴンやアーケオスの非ルールを押し付けるのがいいのかなあと思っていました。
おわりに
新潟の権利も渡されたし、素材も使われているし、新潟も頑張ろうと思います。写真右の人のツイッターはこちらです。フォローしてね。