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タイの産後ケア

むかしむかし あるところに、タイの産後ケアについて話す白田さんというおばあさんがいました。

タイでは産後のお母さんは、日本のお母さんと違って生まれた赤ちゃんと一緒に過ごす時間がとても少ないです。
生まれてすぐの赤ちゃんはお母さんとは別の部屋で、お母さん以外の女性から代わる代わるお世話をしてもらいます。
その間、お母さんはとにかく体を休めます。赤ちゃんと会えるのは授乳の時だけです。授乳以外の時間は炭を炊いている温かい部屋で体を横にして、とにかく産後の体を休めます。

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タイにはたくさんのハーブがありますポンツクショウガをはじめとした、たくさんのハーブを調合してそのハーブボールを体に当てる産後ケアを受けます。

ハーブを詰めたボールを蒸して暖まったハーブを体に押し付けます。そうすることで肌からハーブの成分が取り込まれ産後の体が早く回復していくのです。

使ったハーブを鍋に入れて穴の空いた椅子の下で煮込みます。産後のお母さんは穴の空いた椅子に座り、鍋で沸かされるハーブの蒸気を膣から取り入れて、子宮の戻りを促します。

また焼いた石やレンガを出産で歪んでしまった仙骨の上に置きます。仙骨や骨盤の歪みが早く戻るのです。

タイの伝統療法の一つの産後ケア(ユーファイอยู่ไฟ)趣深いですね!

それでは おやすみなさい。

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