ことばの発達と言語聴覚士について、ゆるーく発信するラジオ、はじめます
こんにちは、言語聴覚士のななさんです。
言語聴覚士は、ことばの発達と回復を支える国家資格の専門職です。
発達が専門の言語聴覚士2人で、ラジオはじめました
さて、このたび、同じく言語聴覚士の福原桃子さんと
「言語聴覚士のなな先生&もも先生のことばの発達ラジオ」をはじめました!
わー、ぱちぱち。
福原桃子さんのことを簡単にご紹介すると、小児・発達障害領域を専門にご活躍中の言語聴覚士さんで、保育園や児童発達支援事業所でお仕事をされています。
桃子さんとは、わたしが作ったコトリドリルを購入してくださったことがきっかけで交流が始まりました。彼女の行動力とポジティブさ、人柄に惹かれ、意気投合し、最初に組むなら絶対にこの人!と惚れ込んだわたしが口説き落としました(笑)
桃子さんの前向きなエネルギーに触れると不思議とみんな、エンパワメントされてしまう、そんな存在です。また、彼女の取り組みやお話は、言語聴覚士として、医療福祉系職種として、女性としてetc...これからの働き方を考える上で、多くの人の参考になることと思います。そしてなにより、桃子さんは喋りがとっても上手なので、トークラジオにぴったりの頼もしいパートナーです(ななさんも、もっとがんばります💪)。
なぜラジオ?
実は、3月中旬まで、別のお仕事を立ち上げようと2人で企画していたのですが、新型コロナウィルス流行の影響によって難しい状況となってしまいました。しかし、せっかく共有できた想いそのものが無駄になってしまうのはもったいない、、、なにか代わりにやれることはないものか…。そう考え、2人でのラジオ企画を提案させていただきました。
ラジオはお出かけせずとも互いの居場所から遠隔で収録でき、聴いてくださる方のおうちにまでお届けできます。本や長いテキストを読むのが難しい環境にある人にも、気軽に取り入れていただけます。洗濯物をたたみながら、お料理の準備をしながら、勉強の合間の休憩時間に、ぜひ聴いていただけたらと思います。
言語聴覚士はストック型の仕事がすくない
言語聴覚士の仕事は、基本的にマンツーマン・対面・1回1回積み重ねです。自己ベストのリハビリ(セラピー)ができたぞ…!という最高の1回も、そのとき・その場かぎりの、ある意味消えものです(相手の心のなかに残っていくといいな、という熱い想いで毎日取り組んでいます)。
スキルや症例経験の蓄積などはできますが、「成果をストックしておき、必要に応じて引き出して、お相手の方の都合のよいタイミングで見たり聴いたり読んだりしてもらう」という形で、我々の仕事をお届けする機会がなかなかありません。
記録を残すという意味では、カルテを書いたり実施計画書を書いたりはしますし、人によっては論文で臨床の成果を発表される方もいらっしゃいます。ただしそれは一定の規則に則って書かれたものであって、あらゆる人がアクセスできるようなところには置かれていません。また、すべての人が読み解けるわけではありません。
もちろん、我々の仕事の本質は、対面・マンツーマンだからこそ発揮されます。対面・マンツーマンの臨床に代わるものは簡単には見つかりません。
とはいえ、言語聴覚士ってこんなことでお役立ちできるんだよ、こんなふうに考えていろいろやっているんだよ、という部分は遠いところからもお伝えできるのかもしれない。人と会ってお話しするという社会の根源的な営みが難しくなってしまっている今だからこそ、インターネットに載せてお届けできるものがあるかもしれない。その可能性を探っていきたいと思います。
まずは継続
なにやら壮大な話にしてしまいましたが、なによりまずは継続!(笑)、していければと思います。
ぜひぜひ、楽しんでお聴きいただけるものを目指していきます。
お互いのnoteアカウントからアップロードし、共同マガジンの形でお届けできればと考えています。お聴きになった感想や、こんな話が聴きたい、こういう内容だと嬉しい、などなどリクエストがありましたらぜひぜひコメント欄にお寄せください。
👇こちらから聴けます🎧
https://note.com/nanu/n/n343ba6774376