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言語聴覚士なな先生&もも先生のことばの発達ラジオ

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ことばの発達を専門にする言語聴覚士、なな先生ともも先生が配信する、ことばの発達ラジオです。毎週火曜日に更新しています!ぜひお聴きください。
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#吃音

STは小さいうちに受けないと意味がないの?

まだ小さいけれど、もう大きいのだけれど、ことばの遅れは無いけれど、ST(言語聴覚士)の言語聴覚療法を受ける意味はありますか?受けたほうがいいですか?というご質問をいただきました。 あくまで個人の考えではありますが、STを受けたほうがよいケース、必ずしもSTじゃなくてもよいケースに整理してお話ししてみました。

声を出すのが難しいお子さん

日々、言語聴覚士として仕事をしていると、声を出すのが難しいお子さんに出会うことがあります。ことばの発達、吃音、場面緘黙症、発達性協調運動障害など、主訴となるお悩みはそれぞれ、ばらばら・・・ではあるのですが、背景に「声」の悩みが隠れていることがあります。  (注:場面緘黙症については、あくまで特定の場面でお話ができなくなることが主症状であり、声自体は出せるというお子さんがほとんどです。ことばの発達ラジオでお話したような、声のお悩みを同時に抱えているケースのほうは、少数派だと思います)

【吃音・学齢児・学習障害・地方のご家庭】ことばの相談室に来る相談は?

ことばの相談室には、日々さまざまなご相談が寄せられます。 公立の機関では受けてもらえない・終了になってしまった・支援からもれてしまった・専門の人に出会えない・なかなか通えない・・・民間のことばの相談室には、さまざまなお悩みが寄せられます。そんな小さな声を拾っていく役割があるかも、というお話です。

完全オンラインで臨床はできるのか?

続くコロナ自粛、オンラインでのことばの相談指導のやり方を模索する日々が続いています。 一度も対面でお会いせず、完全にオンラインで実施することは可能なのか? 発音練習・ことばの発達支援・吃音の支援、、ケースに合わせたさまざまな取り組み、その工夫についてご紹介します。