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『その十字路の先を右に曲がった。』会場・永運院での稽古風景

京北町での公演を断念し、その代わりにリーディング公演を行うことになったのは既報のとおり。(各リンク記事参照)
10/24(土)-25(日)に上演を行いますが、予約開始から1週間、さっそくのお申込みをいただきありがとうございます。既に一部の日程で品薄となっていますが、引き続きご予約を承っていますのでお申し込みはチケットページへどうぞ。

会場・永運院

この記事では、実際に会場で稽古をしている(←ありがたい!)画像で何となくの感じを紹介します。①普段は非公開のお寺の中で、②秋の庭を眺めながら、③観劇ができる、というお得3点セット。(カンパは募るけど無料だよ!)

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↑何気に撮っただけの画像ですが、分かりやすいコントラストが押し出す「そうだ 京都、いこう」感。ここが、会場として使わせていただく書院です。

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↑外観はこんな感じ。永運院さんは金戒光明寺(京都では「くろ谷さん」で親しまれています)山内に数ある塔頭のひとつで、周辺(=くろ谷さんの敷地内)には似たような風景が広がっています一度迷うと結構大変なので、最寄バス停からの行き方動画や、もしくは地図アプリとにらめっこしながら(NO!歩きスマホ)、確実にたどり着けるようにしてください。

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↑徐々に暗くなり始めた時間帯の写真です。実際には、14時の回は(お天気次第ですが)こんなに暗くはなりませんし、18時の回はもっと暗い(ほとんど外はまっくら)でしょう。では、18時の回はお庭を楽しめないのかと言うと、そんなことはありません。

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ライトアップできちゃいます。14時の回も18時の回も、お庭を照らすライトは付ける予定ですが、圧倒的に威力を発揮するのは18時の回

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室内灯を付けたら、ライトアップされたお庭はやや遠景に。なお「お庭も使っていいよ」とお許しをいただきましたので、庭も奥の奥まで一時的に使っちゃったりします。そんなライトアップされたお庭に俳優(土肥)を立たせてみますと......

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↑はい。カッコいい画のできあがり。備え付けの照明以外に持ち込み機材も用意しますので、そのあたりも色々とお楽しみいただければと存じます。

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↑まじめに稽古をしている土肥さんと永榮さん。いわゆる「完全暗転」(まっくらになるやつ)ができる劇場のような演出や仕掛けはできませんが、そのあたり、企画の主旨(急遽こしらえた代替企画)も踏まえつつ、まったりと鑑賞いただけたら嬉しいなぁ、と思う次第です。

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↑会場は15畳・15畳の二間つづきの建物です。和室の仕切り(襖)を取っ払い廊下(縁側)と和室との間の仕切り(障子)を取っ払い庭と建物の間の仕切り(はきだし窓)も可能な限り開け広げます。建物内だけでも約80㎡。庭も入れたら結構な広さになります。
可能な範囲での対策はしますが、開けっ放しのため当日の天気に左右されたり、あと、庭の虫さんが中に来たりすることも考えられます。そのあたり、まぁ「テント芝居でも見に来たんじゃないか」くらいに思ってご容赦ください。(テント芝居よりは環境は良い!はず!)

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舞台は隅っこから隅っこまで広く使いますし、また、リーディングだって言ってるのに走り回るし飛んだり跳ねたりもします。手に得物(本)を持っているため条件は限られますが、良い感じに補完しながらご覧ください
と、色々とお客様側にも忍耐や努力をお願いしている形となって何だか恐れ入りますが、せっかく過ごすお寺の中の約90分(予定)、最大限楽しんでいただければ幸いです

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↑最後に、チョケてる女・土肥。

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