『のけもの』出演者紹介① 永榮紘実
ナントカ世代『のけもの』に出演する方たちを順不同で紹介してまいります。
第一弾は、「進行」と「婦人」の2役を演じる永榮紘実さんです。ちょっと読みにくいですが、「ながえひろみ」と呼びます。今回、やたらと多い劇団ケッペキ出身者の1人です。
ナントカ世代には何度目かの出演になりますが、これまで、「男の子」から「老婆」まで、性別や年齢を軽く超える役を担っていただきました。ひとりで勝手に多様性を表現する孤高の俳優ということです。
今回の「婦人」は、「老婆」の延長として少しだけの出番ですが、それ以外に、彼女はちょっと奇妙で重要な役どころ「進行」を務めます。「進行」を名乗る以上は進行をする必要がありますので、上演中はずっと働いて/あるいは待機をするのが仕事です。
俳優としての特性なのか、人柄としての特長なのか、とても「賢い人」という風に周囲からは認識されていますし、もしかするとご本人もそのような自己認識をされているかも知れませんが。
そんな賢い彼女だから担える、ずっといるけど/ずっといない、そういう役が「進行」ではないかと思います。逆に言うと(←何の逆よ?)、観客にとって彼女をどのように見るか、あるいは見ないか、というところが観劇の上でのポイントになるのではないかとも思われます。
ただし、賢いくせに台詞が時たま、思いもかけない方向にふわっとします。稽古場にいないと体感できないような、何とも形容しがたい感じなのですが、とにかく「ふわっ」とします。稽古である以上、トライ&エラーを繰り返すのは当たり前なのですが、彼女のその「ふわっ」からは、何の狙いも感じ取れません。
おそらくですが、お仕事が忙しすぎるのではないでしょうか?
どこかに、素敵な理系女性(賢め)を求めておられる京都の企業経営者、あるいは人事担当の方はいらっしゃいませんでしょうか?(いたら連絡ください。)
本人コメント
はい。あのー、私がふわふわしているのは、それは私の心臓がもこもこしてるからで、あと、二の腕がみょんみょん鳴り続けているときに多いです。だから、それは化学的に説明できるので大丈夫です。
※ 本人コメントはすべてナントカ世代による捏造です。
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公演情報はナントカ世代HPより。
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