映画BLUEと赤城しげる。生きることの実は行動すること。。。!
ネットフリックスで映画を見ていました。邦画のBlueというボクシング映画です。
中学生に喧嘩で負けてボクシングを始めた初心者、負け続きのベテランボクサー、パンチドランカーになりながらも日本チャンピオンを目指すボクサー
この3人が織りなす挑戦の物語。
努力しても必ず成功するとは限らない。残酷な事実。
この映画の中で松山ケンイチ演じる瓜田というボクサーはどれだけ練習しても負け続けるプロボクサー。後輩に背中を見せられ時には馬鹿にされても受け流して日々を過ごしていく。
彼の姿が少し自分とダブったりしてしまいました。仕事では後輩にばかにはされてはいないものの、すでに自分が出来ない業務に取り組み始めていたりしてしてます。
どれだけ自分が頑張っても出来ない事を周りの人間はあっさりと超えていく。
僕が今まで何度も見た光景。これから何度も見ることになるかもしれない光景。僕も表ではへらへらしていますけど内心なんで自分は上手くいかないのか。と苦悩してしまう事もあります。
瓜田もボクシングが好きで好きで仕方ないのですがそれでも勝てない。後輩にも負けてしまう。
残酷な真実だけどやりたいこととその適性があっているとは限らない。努力が必ず成功につながるとは限らない。努力しても1の能力が3になるだけなのかもしれない。
これはもしかしたら発達障がいがある人間に限らず多くの人が直面する現実なのかもしれません。僕も今の仕事は結構肌にあっているかもとは思うのですが上役の方から「もう君もいい年だし、正社員じゃないし、何かもっとキミの適性が生かせる道があるのかもね」とアドバイスをもらったりしました。
生きることは動くこと。動くことの中に実はある。。。!
では瓜田の努力は報われないから意味がなかったのか?と言われると僕はそうは思いません。
話は変わるのですが 天 天和通りの快男児 という麻雀漫画の中に赤木しげるという登場人物がいます。赤木は俗に言う天才。とにかく神がかり的な麻雀の才能で周りの登場人物を呑み込んでいきます。
そんな赤城が亡くなる時。ひろゆきという自分の後輩にアドバイスをします。ひろゆきは本当は麻雀で食べていきたいのですがそれは赤木のような才能がある人間が許される行為。自分では届かないと諦めていました。
そんなひろゆきですがいよいよ赤木との最後の会話の時にこんなメッセージを受け取ります。
「動物の基本は動くこと、今のお前は半分死んでる」
「成功はもちろん大事だが、一番大事なのは動くこと。その中にある想い、情熱を持つことが大事なんだ」
話は戻りますがこれって瓜田さん(ここからはさん付けします)にも言えることなんじゃないでしょうか?
結果だけを見たら瓜田さんは負け続けて引退した結果を出せなかったボクサー。でもボクシングを始めてから引退するまでに楽しかった事、思い出になることが無いわけないですよね。
勝つこと。成功することってめちゃくちゃ大事だし。僕も成功したいです。noteの記事に毎回100のいいねとか来て欲しいしコメントも ”感動しました!” ”天才現るっ!”とか欲しいですよ。
でもそれ以上に大事なことは勝つことや負ける事、成功するか失敗するか以前に動くこと、動いていく中で情熱が沸いてくるかどうか?という事ですよね。
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