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【起業日記】 Vol.6 ポートフォリオサイトについて

東京で代理店勤めのCDが独立開業までのプロセスを書き記す「起業日記」。起業までのプロセスや、気付きや失敗などをコンテンツとして紹介していきます。

まずは作品集のサイトから

なによりも優先してつくったのは作品のサイトです。理由は開業前に営業ができるからです。WixやSquear Spaceを使って私は2週間で作りました。

会社のwebサイトをつくるにしても、最初は当然アップできる作品がありません。もちろん過去の会社の作品を掲載するのはよろしくはないので、私の結論としては「会社のサイト」と「作品集のサイト」を分けて作ることを考えました。初期は今回は「作品集のサイト」についてのお話です。

2つのWebsiteの役割。

「会社のサイト」と「作品集のサイト」をで役割をわけました。人それぞれになると思いますが、下記に分けました。

会社のサイト >> 企業理念、会社情報でブランディン部  
個人のサイト >> 作品集で仕事の幅を見せる

会社のサイトではブランディングを重視でシンプルに、個人サイトは作品を網羅的につくように考えました。

Websiteをじっくり見る人はいない。

切ないですが、現実問題としてサイトをじっくり見る人はいないという事を理解しておきましょう。たとえ家族や友達でも隅から隅まではみません。しかし、ひとそれぞれで見る場所もちがいますし、刺さるポイントは違うのでそれでも作り込む必要があります。

目的を考える。

CDとして日々の仕事で、仕事柄いろいろな人の作品サイトをみます。とてもこだわっている人も多く、すばらしいサイトも多いのですが、仕事を一緒にする時に「何ができるか?」が知りたいことです。
チームとして仕事するので、サッカーで例えるなら、得点力が高いのはもちろんすばらしいのですが、パスができるのか?チームのために走れる人なのか?を伝える必要があります。これは求人だと逆になります。網羅的にする意味はなく、厳選して自分らしい5つくらいの作品を見せるようにしましょう。面接官は短期間で大量の候補者から選ぶのでインパクトが必要だからです。

需要を受け止めるサイト

自分が得意なことを伝えることは大切です。ただし、クライアントからみて「お願いしたいこと」と自分の「やりたいこと」が一致しているとすばらしいですが、大体は違います。そして自分から売り込みをかける時に、クライアントがいまどんな職能を欲しているかがわからない場合が多いです。そういう意味でも網羅的に、「広告」「SP」「CI」「エディトリアル」「デジタル」「スモールグラフィックス」「立体」「イベント」「キャンペーン」「SNSコンテンツ」などが一覧化されたサイトの方が需要を受け止めることができます。

一つ一つは簡潔に

クライアントはおそらくほぼ文字は読みません。みるだけです。それでも魅力が伝わるように極力シンプルにまとめました。またクレジットをそえてそのプロジェクトで何を担当したかを加えています。
事業がうまく回り始めたら、「会社のサイト」に作品を加えて一本化することになるとはおもいます。そういう意味でもいまは簡潔にまとめます。

今回はこんな感じでおわります。

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Nantoka
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