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【なんとか起業日記】 Vol.2 フリーランス or 法人

東京でクリエイティブエージェンシー勤めのクリエイティブディレクターが独立開業までのプロセスを書き記す「なんとか起業日記」。
起業までのプロセスや、気づいたこと、失敗などをコンテンツとして紹介していきます。

どんな形で起業するか?

大きくは、「フリーランス(個人事業主)」と「会社」に分かれていて、クリエイティブな業界だとフリーランスの人もかなり多いです。その理由は、職能を極めていれば腕一本で食っていけるという業界。デザイナーやコピーライター、イラストレーター、フォトグラファー、スタイリスト、動画の監督やプロデューサーなどなど実際に仕事でお世話になってる人もいます。
また、海外では「フリーランス」=「ちゃんとそれで食べれている人」なので尊敬されるという記事も見たことあります。
日本でも現場レベルや代理店ではそうだけど、クライアントだとちょっと違う見方をされるケースが多いです。簡単に言うと「なめられる」という事も。また、発注者側の業種によっては、資本金が500万円以上の会社でないと、信用的な基準で発注できないというケースもあります。


フリーランスと法人のメリットとデメリット

Freeeさんのサイトのまとめがとても分かり易かったです。
ざっくりいうと、フリーランスは届出すれば、明日からでもはじめれるし、開業にあたっての費用もほぼゼロ、会社設立は登記が必要で、定款の作成など25万はかかるし、そこに社印などのハンコ数種、登記証明書など準備するものやさらに追加の費用も多く、準備に一ヶ月以上は必要。ちなみにそもそもの資本金と当面の生活費も必要です。。はい、きついっす。
私は、まずは「開業するための費用の算出」にとりかかっています。
実務としては、期間や予算は行政書士にたのんだり、Freeeさんの「会社設立だんどりサポート」など外注する選択もある。
僕は、会社を設立するのであれば、それぞれの費用感や手間などを考慮して選ぶ予定です。

法人の種類

今回はFreeeさんに頼りっぱなしですが、「会社設立の基礎知識」がわかりやすい。僕もふわっとした知識だったので、改めて起業視点でみてみると色々判断の材料になりました。
「株式会社」「合同会社」「合資会社」「合名会社」とあるが、最初に「合資会社」「合名会社」は除外する。なぜかというと会社によって「有限責任」と「無限責任」があり、何か大きなミスがあった時に実家売ってもお金作ってね♡というのは「無限責任」、ちなみにフリーランスも「無限責任」です。「株式会社」「合同会社」は設立費用や会社の意思決定、上場できるか?利益の配分などの違いがあります。
Googleやappleなどの外資IT系や、外資系広告代理店などの日本法人は「合同会社」にわざわざ登記を変えたりしています。実際、外資系代理店で働いていた時にある時、「合同会社に変わりました」とアナウンスがあったのを思い出しました。母国の会計ルールで良かったり、株主の顔色を見る必要がなかたtり、合同会社のメリットデメリットはこの記事に書いてあります。

ビジネスの規模と参加人数でどうするかをきめる。

結局、「フリーランス」なのか?「株式会社」「合同会社」なのかですが、これは「どれくらい稼ぐことを目指しているか?」「事業規模を拡大させていきたいか?」「どんなビジネスモデルにするか?」になどによって変わります。金額の目安で言うと年間売上が800万円以下であればフリーランス、それ以上であれば会社のほうが、税金面の優遇がありますし、どんな事業を行っていくか「事業計画書」を作った上で、仲間との関わり方を元に、判断することになりそうです。もちろん、クリエイティブディレクターは監督業務でもあるので、事業規模が大きい方がその力を発揮することができます。


現時点では「株式会社」になりそうですが、まだ猶予はありますし、しっかりと判断していきたいです。

それではまた!















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