洗剤を使わずに壁紙のカビを取ってみた
強い洗剤が苦手で、できれば使いたくない。特に塩素系漂白剤。皮膚につくと荒れるし、服につくと色が落ちるし、他にも注意しないといけないことが多いからだ。
それら全てに気をつけることができるなら、私のそそっかしい性格はとっくに直っている。
2023年の暮れ、そんな私でも「これは強い洗剤を使わないとな」と覚悟する事態が起きた。
普段目につかない場所の壁紙に、いかにも頑固そうなカビがびっしりと生えていたのだ。
殺菌力の強い塩素系漂白剤、あるいはそれなりに強力な洗剤でなくては取れそうになかった。
それでも私の皮膚と服のためになんとか洗剤を使わないで済む方法はないかと調べたところ、高温の蒸気を噴射するスチームクリーナーで取れるらしい。
我が家には何年も前に購入したはいいものの、結局数度しか使っていないケルヒャーのスチームクリーナーがある。
今使わなければいつ使うのだと、棚の奥から引っ張り出してきた。(レンタルしているところもあるという)
スチームクリーナーでのカビ取りを検索してみると、お風呂場のカビなら色々な人がやっているのけれど、普通の壁紙についてはあまり見当たらなかった。
なので自己流だ。正しくはないだろうし、壁紙を傷つけている可能性もある。
それでも自分のためにどのようにきれいにしたかの備忘録を残しておく。
とは言え、汚れに蒸気を当てながらスチームクリーナーの先端につけた付属のブラシでちょいちょいとつつくように軽く擦り、すぐに乾いたタオルで拭いていくだけだ。ごく狭い範囲を少しずつ。
下にビフォーアフターの画像があるが、掃除前の状態が汚いので、閲覧は自己責任でお願いしたい。
閲覧注意
少し汚れが残っているものの、カビはほとんど取れ、壁自体もワントーン明るくなった。(スマホのカメラ機能が自動的に明るくしてくれたのかもしれないが)
あることに気づき、「あっ!」と叫んだのは、それなりにきれいになった壁に達成感を得て、スチームクリーナーを片付け、お茶で一服していた時だ。つまり掃除を終えてからずいぶん後。
マスクをつけ忘れてカビ取りをしていた。やはり私は何をしてもそそっかしい。
私は特に体調の変化もなく大丈夫だったが、カビを吸うと重篤な病気に至ることもあるそうなので、カビ取りする人はマスクの着用を忘れずに。
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