2024年
華やかな年始の雰囲気が吹き飛んでしまうような出来事が続くのを目の当たりにして、単調な生活を送ることさえも、当たり前ではないんだと反芻して考えている。
その瞬間に居合わせていない人でも、映像から受け取る感情はいろいろあるはずだから、きっとうまく眠れていない人もいるんだろう。
人の心は、強靭にも万能にもできていない。
何かをできる環境になったら、いつでも両手ごと差し出す用意をしておこう。
少しだけ日記のようなもの。
昨年、仕事でお世話になっていた先生がクリニックを閉院された。
高齢であることと、何よりご自身の病気が芳しくないそうで閉院を決められたそうだ。
その手伝いをして欲しいと依頼を受けたため、昨年末はいつもにも増して慌ただしくて、気付いたら終わってしまった。
いつもやっている仕事とは真逆の、全てのものを終了させるという作業過程は、自分が思っていた殺伐としたものではなく、知らない誰かの思い出を瑞々しく共有する、とても特別な時間が流れた。
その日々を、その時思っていたこと、ずっと考えたことを忘れないように、忠実に綴っておきたい。
まったく得意ではない長文になるけれど、できるだけ文字に残したい。
ただの独り言のような話を、自分のために。
今年はそれを目標にしてみよう・・・。
(更新頻度は目標にしてはならないと、昨年学んだ)
いつも目を通してくださってありがとうございます。
できたら今年も、ご一緒に過ごさせてもらえると何より嬉しいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。