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母を迎える二度目のお盆

二年経ったのかとうろたえもするが、過ぎ去る日々の速さに紛れて
やり残した後悔や謝罪の念が消え去ることも
淋しい記憶が薄まることもない

あのまま止まっているわけではないけれど

それでも

母が笑顔でいてくれるように
心配かけないように
ちゃんと日々を歩まねばと思う

やたらと疲れることが多いこちらの世界とは違って
母が居るところはきっと穏やかだろうから

居心地のいい場所で、呑気に笑っていてほしい