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柊 南天
2023年11月14日 17:45
どれを選んでもそれが間違っていてもあれこれ目移りしてもすぐに飽きてしまっても代わりになるものは容易に手に入ってしまう最近に生きている周囲が騒がしい訳でもないのに静かな場所を探すような感覚は以前からあってその「うるさい」正体は未だに謎なんだけど立ち止まって考える、いとまもないくらい物も情報も手に負えないほどに飽和している様がもしかしたら、それなのかもしれないできるだけ
2023年10月27日 17:30
自分の得意なことだけで日常が作られている訳ではないから不得意な分野にも向き合わなくてはならない時もある。自分には重要なものが、相手にはそう映らないことも良くあってガラクタを抱えているような気分にもなる。どんな一日であっても、夕焼けがきれいだと肩の荷を下ろしていいような気がして、深く息がつける感覚をもっと上手く伝えられると良いんだけど。明日も明後日も、たぶんこれからもかけがえの
2023年8月15日 16:51
母が居なくなって4年目の夏。昨年は三年忌の法要をお寺にお願いしていたから意識的にお盆休みを取っていたけれど今年は自宅で母を迎える準備をするだけだったのでいつも通りと言うか、慌ただしく日常を過ごしている。知人には10連休の人もいて、国内3か所を旅行すると言っていた。それを自分に置き換えてみて、いま10日休んだら11日目に仕事復帰した時の様子が想像だけでもホラーすぎる。遅延している
2023年4月5日 01:55
薄曇りだったある日の夕方。思っていたよりも早く仕事が終わったので、少し遠回りして帰ることにした。3年ぶりに桜を見に行く。そうは言っても、天気のいい昼間の満開の桜は贅沢で眩しすぎるだろうから夕方の、できたら曇り空で、ずいぶん散ったあとの桜がいい。どんなことでも「時間が解決してくれる」と至る所で良く耳にするけれど、その効果を、いまいち実感できないまま母が居ない三度目の春を迎えている。