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ひとりごと

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日記のようなものや思い出を綴っています
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#noteは見る専が好み

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どれを選んでも
それが間違っていても
あれこれ目移りしても
すぐに飽きてしまっても

代わりになるものは
容易に手に入ってしまう最近に生きている

周囲が騒がしい訳でもないのに
静かな場所を探すような感覚は以前からあって
その「うるさい」正体は未だに謎なんだけど

立ち止まって考える、いとまもないくらい
物も情報も手に負えないほどに飽和している様が
もしかしたら、それなのかもしれない

できるだけ

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ふたつとないもの

ふたつとないもの

自分の得意なことだけで日常が作られている訳ではないから
不得意な分野にも向き合わなくてはならない時もある。

自分には重要なものが、相手にはそう映らないことも良くあって
ガラクタを抱えているような気分にもなる。

どんな一日であっても、夕焼けがきれいだと
肩の荷を下ろしていいような気がして、深く息がつける感覚を
もっと上手く伝えられると良いんだけど。

明日も明後日も、たぶんこれからも
かけがえの

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日記のようなもの

日記のようなもの

母が居なくなって4年目の夏。

昨年は三年忌の法要をお寺にお願いしていたから
意識的にお盆休みを取っていたけれど
今年は自宅で母を迎える準備をするだけだったので
いつも通りと言うか、慌ただしく日常を過ごしている。

知人には10連休の人もいて、国内3か所を旅行すると言っていた。
それを自分に置き換えてみて、いま10日休んだら
11日目に仕事復帰した時の様子が想像だけでもホラーすぎる。
遅延している

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日記のようなもの

日記のようなもの

薄曇りだったある日の夕方。
思っていたよりも早く仕事が終わったので、少し遠回りして帰ることにした。

3年ぶりに桜を見に行く。
そうは言っても、天気のいい昼間の満開の桜は贅沢で眩しすぎるだろうから
夕方の、できたら曇り空で、ずいぶん散ったあとの桜がいい。

どんなことでも「時間が解決してくれる」と至る所で良く耳にするけれど、
その効果を、いまいち実感できないまま
母が居ない三度目の春を迎えている。

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