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柊 南天
2024年10月7日 16:41
知らない誰かの思い出話を聞かせてもらって、その知らない誰かのことを考えてみる時間は、まるで謎解きでもしているような感覚で、他にも何か手がかりがないかと更にその人の記憶を手繰りながら紐解いてしまう。いくら考えたところで、正解には辿り着けないとわかっていても。仮説の仮説を証明することが無意味であっても。不思議とそれを無駄なことだとは全く思えなかった。カーテンコール④の続き。2023年6月