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「伝える」で大事なこと

人に何かを伝えるって本当に
難しいですよね。

どうして分かってくれないの!
私ちゃんと言ったのに!

みたいなトラブルのもとになります。

「伝えることは難しい」ということが
分かっているか否かで大きな差があります。

最悪の場合、人間関係が崩れていき
気づいた時には取り返しがつかなくなったりもします。

今日はこの「伝える」を深掘りしていきます。

何かを「伝える」上で、
1番大切なのは相手の立場にたつことだと思います。

●知識量の違いを知る

まずは相手の知識量を知ることです。
例えば、お寺の歴史を伝えたいと思った時、この人はどのくらい歴史に詳しい人なのかをしっかり考えるべきです。

歴史が大好きで趣味で、歴史的建造物などを訪ねていくような方
中学、高校でがっつり歴史は学んだがそれっきりな方
歴史の勉強はあまりせず、時代の名前だけが辛うじて言える方

などなど、いろんな知識量の方がいます。

さらに、その相手が外国人だったら180度状況が違います。

例えば、お寺が創立された年を
平安時代 というべきか
830年 というべきか
約1,200年前 というべきか

全然違います。

どこかのローカルガイドさんが
天長3年とか言っていたのにとても驚いた記憶があります。

何百年前の古い年号を言って、どれだけの人が分かるんでしょうか?

日本語というのは非常に複雑です。
知らない日本語なんて山ほどあります。

伝えたい相手にとっては普通でも、
聞く相手にとっては初めての言葉です。

それを1単語ごとに丁寧に説明されていても、4単語目ぐらいで覚えることが多すぎて
嫌になります。

学校の授業みたいに勉強しなければいけないわけでも、その後テストがあるわけでもありません。

途端に話が頭に入らなくなります。
ただその話が終わるのを待つ時間に変わっていくのです。

自分の言葉で、自分のペースだけで話す人の言葉は、本当に聞いていられなかったりします。

●関心の違いを知る

そして基本的には
相手は私の話に関心がないものです。

基本的に人の話なんて、
どうでもよかったりします。

そんな前提を覆してまで
伝えたいことがある時

いかにその話題に関心を持ってもらうかを
しっかり考えることが大事です。

関心を持ってもらうために

声の大きさ
緩急をつけた話し方
話題のワードを交える
例えをわかりやすく使う

などいろんな方法があります。

また、相手に寄り添った話に切り替えることも重要です。

例えば、「靴の重要性」について伝えたい時
一方的に語るのではなく

相手が靴についてどう考えているか
これまで靴トラブルを感じたことがあるか

などを先に聞いて、相手の価値観や経験にそって、「靴の重要性」を伝えると

相手もすーと、話が入ってきやすくなります。

さらに質問がとんできたりもします。
そうなると、相互に有効な交流が生まれ
良い関係が構築できますよね。

このように自分にあったわかりやすい方法で
人を惹きつける話し方を勉強する必要があります。

私もいかにわかりやすく話すことができるか、

人の心に響かせることできるか
日々が考えながら
今後も生きていこうと思います。

がんばる🐘

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