これから始めるエンジバト(AoBのプレイ方法とエンジバトにまつわる諸々について)
みなさんこんにちは。
なんぽんです。
先日大阪で行われたオフライン格闘ゲームイベントであるKANSAI Gaming Party(略称KGP)で出展が行われた格闘ゲーム、Angel of Battle(以下AoBとかエンジバトとか)のプレイ方法について簡単に解説するための記事を投下します。
そもそもエンジバトって?
その前にAngels of Battleについて少し説明させてください。
そんなことより少しでも早く動かしたい戦闘狂は、目次から記事中の
「ダウンロード・プレイ方法について」まで飛ぶと良いです。
ただまあそんな時間を取らせるつもりはないので、よかったらちょっとだけ聞いてってくださいよ。
さて、エンジバトですが、私も知ったのはつい最近です。
エンジバトはBV体制(@BVTaisei)がメイン開発を行う格闘ゲームです。
大人気格闘ゲーム(諸説あります)、カオスコードを制作するFK Digital(以下FKD)代表のミッキーさんとその新作であるカオスコードNEXT(仮)をKGPで展示することを話している際に、一緒に紹介してほしいと依頼いただいたことがきっかけでした。
そのミッキーさんによれば、エンジバトとは今から約10年前に、
ミッキーさんとその兄弟でありFKDのメンバーでもあるマイケルさんが格闘ゲームの製作を目指す後輩TOMAY(トマイ)さんのために立てた企画だったそうです。
ある程度基本となる内容が完成したころ、ミッキーさんらはFKDの業務にあたるため続きの製作に参加できなかったとのこと。
この後はみなさんご存じの通りFKDは大人気格闘ゲーム、「カオスコード」とその続編である「カオスコードNSoC」をアーケードや家庭用ゲーム機向けにリリースし、そのアップデートを続けました。またそれ以外にもオリジナルゲーム「ラジオハンマー」や「疾風のうさぎ丸」、「まんぷくマルシェ」などたくさんのゲームを開発する活躍を続けました。
ここで詳しく語るつもりはありませんが、この間に20年以上格闘ゲーム制作に情熱を注ぎ続けたミッキーさんが、そのモチベーションを失わざるを得ない様々な出来事があり、「カオスコード NEXT」を含む諸々の開発も休止することになりました。
(その経緯について知りたい方はミッキーさん自身のツイートをご覧いただくのが良いと思います。)
そして時は経ち2021年末、エンジバトが台湾のインディーズゲームの展示会に参加した会場で盛り上がったプレイヤーたちの姿を見て、自分に残る「格闘ゲーム制作が好きな気持ち」を強く感じたそうです。
それから現在エンジバトのメイン開発であるかつての後輩トマイさんと相談し、ついにミッキーさんはFKDの名義で一部キャラクターデザインとその調整に協力することを決めたそう。
今は多くのプレイヤーにこの可能性があふれる格闘ゲームを紹介したいと考えているとのことで、私自身もそのお手伝いが出来たらと考えている次第です。
この記事をご覧いただいた皆さまも、よかったらご協力いただけますと幸いです。
さて、現在公開されているエンジバトは完全無料、フリープレイのゲームです。
興味がある方はぜひダウンロードして、アドバイスや意見を開発にお伝えいただけたらなと思っています。
(ツイートで #エンジバト のハッシュタグで呟けば感想に飢えた開発が捕捉するはず)
頂いたフィードバックを元にブラッシュアップした製品版を今後販売する予定とのことですので、どうぞご支援くださいませ。
エンジバトのダウンロード・プレイ方法について
①まずはBV体制、エンジバトのHPへ飛びましょう。英語です。
HPにはアップデート履歴やマニュアル、そもそもインストール方法も記載されているので、頑張って読むなり翻訳を駆使すれば分かると思われますが、
私を含む英語が苦手な人の為に簡単に解説します。
②ゲームのダウンロードは少しスクロールしたあたりにある【Download】で出来る。
言って思ったがめちゃめちゃ当たり前の話をしているな?
③ダウンロードしたファイルを任意の場所に解凍する。
ファイルの解凍とは…?って方はこの機会に調べてみてください。
今日得たその知識はこれからのIT時代を生き抜くのに役に立つでしょう。
って言ってる間に圧縮・解凍って概念がなくなりそうな予感もある。
7-zipとかLhaplusとか、定番のファイル圧縮ソフトがありますが、
ソフトやそのバージョンによっては脆弱性を含むので気を付けて。
④任意の場所に解凍したら、あとは起動するだけ
ちなみに技表は[movelist]フォルダに入ってる。
カッコイイ壁紙もあるぞ!
KGPで提供された日本語版の技表はそのうちBV体制のページで公開されそうなので待ちましょう。(追記:早速公開された。仕事がはやい。)
起動環境について
言い忘れていたが筆者の起動環境はWin10である。
HPによるとWin7でも動くっぽいけどサポート切れのOSをいつまでも使うのは諸々のリスクもあるので気を付けましょう。
Win11でも動くんじゃないかな、試してないけど。
Direct Play について
初回起動時にOSから「Direct Play」を要求されることがある。
7はインストール必須、10もそのままインストールしてもいいが
実はもともとインストール済のものが無効かされてるだけなので
自分で有効化しても良いです。
詳しくは下記など解説されているサイト様をご覧くださいませ。
コントローラについて
エンジバトはレガシーなシステムで作られているので動作が独特っぽい。
適当につないだアケコンで動く場合もあれば動かないコントローラもあった。
普通に動けばOptionのジョイスティックでお好みのボタン配置に設定するとよいが、動かない場合は古から伝わる定番ソフト「Joy2Key」を使うのもいいでしょう。
キーボード操作をコントローラに割り当てる優秀なソフトです。
(古から~とか言ったけど最近までアプデされてて驚いた。
そりゃ需要はありますよね)
使い方の解説は割愛します。探せば沢山出てくるはず。
ボタン配置について
自由に設定できるのでお好みでよいとは思うが、一応公式には
A B C
D (いわゆるD落ち)
がオススメらしい
対戦本数について
対戦のラウンド数はデフォルトで漢の一先だが
設定で変更できる。多分2本が正しい。
ネット対戦について
ゲーム自体にネット対戦機能はないが、
格闘ゲームツクールで作られているのでそれようのネット対戦ツールが使えるとか使えないとか?
試してないのでわからないが他にもきっと方法はあるはず。
(公式にそれっぽいことが書いてあるので)
自分で試して気が向いたら記事を書きます。
ゲームの所感
「世間に見つかってないゲーム」を遊ぶのは快感である。
それがプレイヤー研究が進んでいない格闘ゲームであればなおさらだ。
鋭すぎる低空ダッシュ、ラインを超えた技の数々、香ばしいセットプレイがひょいひょい出てくるようで、アレな格闘ゲームが好きな人には刺さると思った。
製品版が発売する前に自分だけの最強キャラを見つけておくのは悪くないムーブだと思います。
システム解説について
エンジバトのシステム解説などについてはアンテナが斜め上に高い友人が早速記事にしてくれたので引用します。ご確認ください。
リセットとトレモ
気付きにくい要素として、
ポーズ中にA+B+Cでゲームリセットができる。
またトレーニングモード(PRACTICE)も存在する。
またVSモード中に1Pと2Pお互いがジョイスティックかキーボードの「F」にあたるボタンを押すことでPRACTICEモードに移行する。
トレーニング割符システム斬新すぎる。
対戦中に「ちょっ、タンマ!これトレモ、トレモだから!」って
トレモの意思表示をし、相手がそれを認めたらトレモが成立して試合はノーカンになる。優しい世界。
ちなみにPRACTICE中はゲージがMAXになり、相手は自動で最速受け身を取っている、と思われるが詳細はいまのところ不明。
免責
Angels of Battle をプレイするために本ページで紹介したソフトウェアをダウンロード、インストールしたりそれらを動作させることによりコンピュータに不具合などが生じても当方は一切責任を負えません。予めご了承ください。
またAngels of Battleの動作については当方はサポートできませんので、
これについてもご了承ください。
もちろん簡単なご質問などであればTwitterなどでご連絡いただければ答えられることもあるかと思いますが、一応ね。
エンジバトの略称… エンジバト?
ところでエンジバトの略称は本当にエンジバトでいいのだろうか?
独特な略称だな?って初めて聞いたときから思い続けてるんだけど、言ってるうちに味が出てきたから、まあいいか。
公式ハッシュタグは #エンジバト
ちなみに
KGPで展示したエンジバトは今配布されている1.5よりも動作が早いものだったっぽい。
1.5はメニューなどで動作のモタつきが感じられますがこれもいずれ解消したバージョンになるんじゃないかな?って思っています。
それでは!
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