我儘ラキアとBIGCATの話。
この記事では今飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がっている
大阪を拠点に全国を飛び回るアイドル、
我儘ラキアにとって何かと節目の公演が行われている
BIGCATとの過去から現在行われているWツアーまでの話をしようと思う。
BIGCATとは大阪心斎橋のアメリカ村内にあるライブハウスで、
関西でステージに立つ人の一つの目標にもなっている場所。
個人的にもこのハコは照明なのか何なのかわからないけど
ステージに立つ人の解像度が高く見えて好きな場所です。
数年前からの話だし最近のことでも
多少記憶違いの可能性があるのと、
あくまで自分が観たライブが中心になるので
行けなかった公演については基本割愛してます。
最初に自分が我儘ラキアをBIGCATで観たのは二周年企画対バンツアーのFINAL公演。
ちなみにこの頃はラキアの現メンバーであるMIRIちゃんはまだ加入前で
RHYMEBERRYのメンバーとして活動中。
この公演は星熊ちゃんが怪我の治療による休業前最後のライブだった。
怪我の手術はもちろんだけど、
アイドルにとって数ヶ月休むというのは
その間に忘れ去らるんじゃないかと相当な不安があったんだと思う。
普段そういう引き留めるようなことはまず言わない子だったのでちょっと驚いた。
ステージではバッチバチにカッコいい星熊ちゃんも
特典会ではめちゃくちゃかわいいんですよ。
その後無事手術も終わり復帰。
しかしその直後に当時メンバーだった相谷麗菜さんが
2018年12月21日BIGCATでのワンマンライブをもって卒業。
ここでも節目の公演となった。
当日は歴代衣装が展示されてたり。
メンバーの卒業公演という大事な場面で
この日も我儘ラキアはBIGCATで新たな1ページを刻んだ。
ここから3人体制がしばらく続いたあと
MIRIちゃん加入があったりで
我儘ラキアは更にパワーを増していくことになる。
そこから所謂コロナ渦に突入してしまうわけだが
KillboredomTOUR 2020 ファイナルの予定だったBIGCAT以外の公演が中止。
BIGCAT公演をスタートとして仕切り直しツアーを再開していくこと。
当初はアイドルどころかライブという存在そのものが
どうなっていくのだろうという懸念もあった中、
解散も活動休止にもなることなく、
BIGCATで無事ライブ再開を果たし、
未来を歩んでいく一歩となっていった。
そして我儘ラキアとバンドとの対バンツアー、Wツアーが開催される。
大阪公演ではa crowd of rebellionが出演。
フューチャリングボーカルとして星熊ちゃんを迎えた
「Re:Create of the Re:d (feat.星熊南巫)」が記憶に新しい。
自分はチケ番がよかったので結構前列の方にいけた。
開演待ちの間、リベリオンのファンの方から交渉受けたので前を譲って
ラキアの出番でまた戻るという感じ。
他にも開演前からおそらく初対面と思われるラキアとリベリオンのファン同士で仲良く話してる光景が見られたりかなりいい雰囲気。
リベリオンはフューチャリングした曲以外は予備知識なしだったんだけど
ゴリゴリに熱い楽曲が多くて久々にがっつりヘドバン。
目の前でRe:Create of the Re:d (feat.星熊南巫)を観れたのもめちゃくちゃ嬉しかった。
個性のまるで違う3人のボーカルが折り重なって繰り出されるそのパフォーマンスに目が釘付けに。
ステージを縦横無尽に駆け巡る星熊南巫はここでも健在。
これをライブで観れるのはこの対バンだからこそで、
これだけでも来た価値があった。
そして我儘ラキア。
前述した通りこのBIGCATの中だけでも
我儘ラキアは様々な苦難を乗り越えてきた。
ほんの数メートル先に観る星熊南巫は
その全てを糧として力に変えステージに立っている。
MCでも本人が話していたが本当に色々あった。
これまでの歩みがあったからこそ繰り出されるエネルギーを一身に受け、
星熊南巫と相対していた。
最近はあまり歌われることの少なかった”Reboot with...「 」”が始まったときは本当にこみ上げるものがあった。
きっとこの曲はBIGCATだからこそ歌われたのではないだろうか。
leaving、Trash?、リニューアルされたゼッタイカクメイと
怒涛の攻めが続き一気に湧き上がる。
一旦MCを挟み、星熊ちゃんから様々な想いや
武道館やもっと大きいステージに皆を連れていく決意が語られる。
その目には涙が見えた。
そこで語られた決意は間違いなく実現すると受け取った。
観客がスマホライトを揺らし幻想的な光景を創り上げる”One”もこのBIGCATでの1ページに刻まれた。
今の4人体制の我儘ラキアと共に大阪で初披露された
我儘ラキアとしては初の星熊南巫作詞作曲の”reflection”は制作時から
4人でのステージでの魅せ方を想定しながら創られた
メンバー自身が手掛けるからこそ出来る楽曲で
この場所このタイミングでセトリに入るのも意味が感じられた。
ここで新曲の”GR4VITY G4ME”が来る。
もうイントロからヤバかった。
「強さも弱さも背負いながら」という歌詞が
我儘ラキアが歩んできた道筋そのもの。
それを実際にライブで観ることで更にその物語性が具現化する。
↓↓各種サブスク等対応してるのでよかったら一度聞いてみてください。
そこからラキアでぶち上げ曲といえばこれというイメージの強い
There is surely tomorrowで拳を突き上げ続け、
melody、SURVIVEとまさにガン攻め中のガン攻めのセトリで
完全に体力を使い切って燃え尽きた。
最後の曲が終わったあとにバーっとステージから捌けようとして
集合写真撮るの忘れてると引き留められ、
ライブのスイッチがオフで特典会のときのような星熊ちゃんが
キョトンとしたままステージに立ってるのレアだしかわい過ぎ。
そんなわけでWツアー大阪公演が終わりました。
我儘ラキア、a crowd of rebellion双方にリスペクトの見えるライブで
これからも何か一緒にやってくれたら嬉しい。
本当に全力で楽しんだライブだった。
そしてこのWツアーはファイナルの東京まで続きます。
もちろん僕も行く予定です。
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