鈴川愛依さんに出会った話。

おそらく以前からTwitterで僕のことをフォローしている人は
「あいつ突然コンカフェに行き始めたな」という印象を持っているんじゃないだろうか。
実際突然だしその通りだと思う。
そもそも自分は傍から見たら突然行動を起こすことが多い。
しかし実は外からは見えにくいだけで前々からフラグがあったりする。

というわけでここでは何故僕が鈴川愛依さんに魅力を感じ、
それまで馴染みの薄かったコンカフェに行くまで至った経緯を書き記そうと思う。
実際書いてみたらかなり長くなったので前置きいらない人は中盤辺りから読んでください。

鈴川愛依さんといえば大阪日本橋で”加藤しょこら”という名前で10年にも渡るアイドル活動の後
”ルイーズ・ベルナードの厨房”というコンセプトカフェを経営されている方だ。
その辺の話はご本人のnoteを見てもらうのが早いだろう↓↓

大阪のアイドル現場に通っていたら名前を知っている人は多いと思う。

そんな中で鈴川愛依さんの一つの活動が僕の目に止まった。

所謂コロナ渦で世の中が混沌とし、多くのライブハウス、アイドル、バンド等音楽関係者やそのファンにとって辛い時代となった。
そこで”夜明けのウサギ”というバンドを組み、同名の楽曲の入ったCDを販売してその収益を近隣のライブハウスに支援するという企画。

これが本当に衝撃的だった。
別に慈善企画だから驚いたのではない。
愛依さん自身も飲食店を経営していてキャストも抱えてどうなるかわからない
最初の緊急事態宣言中の2020年5月にこんな攻めたことが出来るって、
なんてカッコいい人なんだと驚愕した。
その辺のことは↓こちらも参照して欲しい。

ここから鈴川愛依という人に注目するようになった。
もちろんCD買ってめっちゃ聞いた。
軽快でPOPなメロディと合わさった儚さと切なさ溢れつつそれでも前を向いて歩んでいく力強さが見えるこの世界観の歌詞を描ける鈴川愛依さんへの興味がより強くなった。
↓通販でも買えるのでよかったら手に取ってみて欲しい。
https://k30166552atochocola.thebase.in/items/

それから配信ライブを見た。
無観客であるにも関わらずまるで目の前で見ているかのような臨場感に驚き、
カメラの向こうの観客をしっかり見据えた上でステージから届ける愛依さんの姿に釘付けになった。

”加藤しょこら”としての一夜限りの復活ワンマンライブも密かにリモート組として観ていた。

そこからまた月日が経って2022年4月9日鈴川愛依さんの誕生日に生誕ライブをやることを告知で知った。
というかその告知が怒涛の勢いだった。
生誕だから告知がんばってるとかそんなもんじゃない。本気中の本気。
連日のように多彩に繰り出されるSNSでの告知に「これはすごいぞ…」と感じるようになった。
これはライブに限らずなんだけど自分の中でピンと来るイベントって告知からオーラのようなものが出てるんですよ。

そして極めつけがこの記事。
一応言っておくと単なる釣りタイトルの記事ではなく、ちゃんと記事内に意味が込められています。

ここまで熱の入った告知記事は初めて見た。
1つ1つ丁寧に書かれた文章に引き込まれていった。

ちゃんと伝わってるかな?

あなたに、伝えに来ました。
お店で顔を合わせるだけの、
フロアで挨拶するくらいの、
なんなら実際に会った事のないようなあなたへ。

https://note.com/katochocola0409/n/ne4bca91f6455

これを見た瞬間自分のことだと思った。
オタクがよく言う私信!私信!的な話ではない。
そもそも当時は認知も何もないし。
未だ外の世界にいるまだ見ぬ人に向けての発信。
鈴川愛依さんはアイドルとして現役を卒業してからもゴリゴリに新規を狙って来てる。
その中に自分も含まれていた。
まるで僕が鈴川愛依さんが気になってることを見透かされてるように。
これは行くしかない。そう思った。

そして行ってきた。
ライブの感想はやはり観た直後の方が熱が入っているのでそちらを参照。

その日ライブハウスのフロアにいる全員に届ける、
それは世の中の演者皆が目指していることだろうけど
それを現実に実行するのはキャリアが長いほど難しいように思う。
しかし鈴川愛依さんは初めてでも100回目でも届くようにという言葉を有言実行していた。
なんてカッコいい人なんだ。
所謂始まったってやつだ。

ライブ後の特典会ももちろん行った。
初めて目の前で見る愛依さんはめちゃくちゃかわいくて超緊張した。
緊張のせいで記憶曖昧なんだけど、
とにかくライブを観て感じたことを伝えなきゃとオタク特有の早口で
夜明けのウサギを観てめちゃくちゃ良いバンドだと思ったこと、
愛依さんがめっちゃかわいくて好きになったことを必死に話した。

あとチェキ列並んでるときに聞こえたんだけど
古参ファンと思しき方が物販にならんでるピンチェキ
(事前に撮ったマスクなし、ランチェキの選べるやつ)を
新規の人が買えるように置いておいてくれてたらしい。
その日は特別なカッコいい衣装だったし、
たぶんその古参の方も欲しかったと思うんだけど
おかげでピンチェキ買えました。
名も知らぬ古参の方ありがとうございます。

アイドルオタクになってからよく感じることなんだけど
すごい演者さんには必ずと言っていいほどすごいファンが付いていて、
彼らは推しの絆は強固であるにも関わらず
対外的な視点も忘れずに持っていて、
現場を陰で支える存在でもある。
愛依さんもそんなファンに支えられてることを強く感じた。

帰ってからもTwitterに感想書いてエゴサから愛依さん達にも見てもらえた。
後日、愛依さんがツイキャスで僕のツイートを見て嬉しかったと話してくれて僕も嬉しかった。
演者さんから発信をファンが受け取って感じたことをまたSNSに発信する、
その双方向性がこの遊びの面白いところだなと常々思う。

この一連の出来事で愛依さんの物事を捉える力や立ち回りのすごさを実感し、
もっと会って話してみたいと思うようになって
ルイーズ・ベルナードの厨房に初来店することになる。

だいぶ長くなったのでそれ以降の話はまたの機会に。


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