【感想】Love Letter 【ネタバレあり】
Love Letterクリアしました・・・・。
ネタバレありで感想書いてきたいと思います。
以下ネタバレ注意!!
主人公が医者で医大の教授。
世界観というか設定があまり読んだことのないパターンだったので新鮮でした。
主人公が過去に闇を抱えてるというかずっと後悔をして生きてきて最後後悔が晴れて幸せになって良かったなと思いました。
私はTRUEエンドよりも冴のENDが好きでした。
やっぱりハッピーエンドよりもちょっと不幸が残る感じが好きなんだろうな~。
ルートによってはもっと何か裏に大きな組織がいたんじゃないかと思ったりする場面もありましたけど結局どうだったのかな?
薬を売ったりしてたのにも犯人はかかわっていたのだろうか?
所々気になる点はあるものの全体的には面白い良い作品だったと思います。
ロボトミー手術
初めて聞く言葉でした。
気になったので調べてみたらフィクションではなく昔は本当に実施されていた手術みたいですね。
今は禁止されていてなくなった手術方法ですがなんとも言えない感情です。
リアルでこの手術を行われて被害に遭った患者さんがいたと思うとリアル感があるというか、フィクションの域を超えた何かを感じざるを得ませんでした。
医療系のドラマとか好きでよく見るんですけどお医者さんって一歩間違うと犯罪的行為というか、殺す為に切るのか・・生かす為に切るのか・・・
それって結局感情次第でその感情のコントロールを上手く扱うのは大変なんだろうなと感じました。
助けるためにはどうしたらいいだろう?
そう思って切っていたはずなのに次第にここを切ったらどんな反応をするだろう?この臓器はどんな形だろう?
そんな探求心、研究心、好奇心が狂うと犯罪者になってしまいますよね。
私もたまにこここうしたらどうなっちゃうんだろう?とかサイコパスな考えを妄想してしまう時がありますが、お医者さんだと頭が良いゆえにとんでもない結果を導き出してしまったりするのかもしれません。
犯人についてミスリードが上手いですね。
よく考えたら犯人が自分の映ってる映像を主人公に見せるはずないと分かるんですけど、緊迫感の中で限られた情報の中から犯人を見つけようとしたらそうなっちゃいますよね。
いろんなキャラの些細な関り、選択肢の違いでこんなにもキャラたちの人生が変わる。
美少女ゲームやってれば当たり前になりつつありますけど
改めて日々の選択って大事だよなーと思いました。
生まれた時から悪人の人はほとんどいなくて多くは環境だったり、友だちだったり選択によって人格は作られていて
刑事だから安心できる。犯人だから悪い奴。とは言い切れないですよね。
物事は一つの方向から見るだけでなくいろんな方向から、いろんな視点から見ることで初めて本当の真実に辿り着く。
心に残る作品でした。
面白かったです。
悠や美佳についてはあまり語られてなかったけどあの二人もどうしてあんな性格になってしまったのか背景とか考えてしまいますね・・・。
そういえば美佳と冴って会話無かった気がする。
この二人の関係というか関りってどんな感じだったんだろう。
協力者というよりは美佳が自分と利害が一致しているから仕事をこなしてもらってるって感じかなぁ?
信頼とか仲間意識はなかった気がしますね。
狭二とお父さんは確実に悪でしかないなと思いました。
女を好き勝手するなんて最低だ!!!!
最後に・・・
システム面もっと頑張って!!!!!(笑)
突然のミニゲームとかルートの分岐とか多くて面白かったんだけど
バックログだけはマジで実装してくれwww