愛をこめて花束を
小さな作業部屋で活動している
nanonai hanaya (名のない花屋) です。
タイトルは言うまでもなく
Superflyさんの歌から拝借しました。
素敵な歌ですよね。
私に限らず、どのお花屋さんも花作家さんも
愛をこめて花を束ねています。
愛をこめる、なんていうと「重い、怖い」と
引かれそうですが…^^;
間違いなく「喜んでもらえますように」という
想いをこめています。
実はこれ、最初からそうだったわけではありません。
あくまで私の場合は、です。
もちろん、生花店に勤務していた時も
1人で花屋としての活動をスタートした当初も
気持ちをこめて束ねていました。
でも今振り返ると、あの頃は
「喜んでもらえるかな」「これで良いかな」
「こんな感じで大丈夫かな」と自信がなくて
自分目線での想いが強かった気がします。
目の前にある花を束ねるのに必死で
ただ「無事に仕上げること」が目的になっていた。
お客様目線での想いに寄り添う余裕がなかった。
今もまだまだ身につけるべき知識や技術は
たくさんあります。これはもう一生、勉強。
でも多くの花を束ねさせていただいたこの数年で
私の花を手にしてくれる方の想いや目線に
心を寄せられるようになりました。
もともと「客観的・俯瞰的に物事を見る考える」
「広い視野を持つ」ということが
あまり得意じゃない私にとって、この感覚は
嬉しい発見。
「お客様に育てていただく」という言葉を
よく耳にしますが、私がまさにそう。
オーダーいただく時、商品をお渡しする時。
お客様からのお声が日々私を育ててくれています。
これからも私の花を手に取ってくれる方の
気持ちに寄り添って「愛をこめて花束を」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました⭐︎