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花屋として大切にしていること

小さな作業部屋で活動している
nanonai hanaya (名のない花屋) です。


この仕事をする上で、私が大切にしていること。
それは「花の色合わせ」

私は「ハナカラレシピ」と呼んでいます。
花 (ハナ) と色 (カラー) のレシピ。

「聞いたことないよ」と言われるのは当然で
私が作って、私だけが使っている言葉です。


春を先取りしたアレンジだったら
「春待ちの明るいハナカラレシピ」
みたいな感じで使っています、人知れず。



一応、色彩関係の資格を持っているので
色の持つイメージや意味 (色彩心理) は
とても大切にしています。

「どんな花を使うか」よりも
「どんな色を持ってくるか」を中心に考える。



例えば
「豪華で派手なブーケ」のご注文の場合。

豪華なイメージを花メインで選ぶなら
バラとかダリアとかになる。
かすみ草のような小花は、ちょっと違う。


でも、色メインで選ぶとどうなるか。
同じバラでも、赤のバラと青のバラなら??
逆に、赤に染色されたかすみ草なら???

赤系と青系のアレンジ
オーダーいただいたフラワーボックスです

色彩心理で言えば
赤は情熱的な、青は落ち着いた印象を与える色。

そうなると、豪華で派手なブーケの場合
私は必然的に赤系の色メインで
アレンジを進めることになります。


もちろん、色の感じ方は人それぞれ。
絶対コレが正解!というものはありません。

ただ、一般的な色のイメージや印象はあるわけで。
それをいつも頭に置いて、花を束ねています。


可愛さや優しいイメージならピンク系
元気で明るい感じなら黄色やオレンジ系
癒しをイメージしたグリーン系、などなど。

誰かに花を贈る時
お相手の雰囲気やキャラクターを思い浮かべて
それを色に当ててイメージしてみる。

花の色に想いを託す。

ハナカラレシピ=花の色合わせ。 
色から入る花の選び方、おすすめです♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました⭐︎

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