エコキュートの残り湯をHomeAssistantに表示させたい(2)〜Proxmoxで仮想環境を構築する
前回はエコキュートの残り湯をHomeAssistant上に表示させるための構成をまとめましたので、今回から実際に構築していこうと思います。
ちなみに、ChatGPTで画像生成もできるようになったんですね。無料枠内の範囲内でイラスト作成を試してしてみました。(なので、内容と全く関係ない画像となっています)
AI、マジですごいですね・・・。もっと使いこなせるようになりたいです。
Ubuntuをインストールするための仮想環境を準備する
現時点では、Ubuntuを動かすための仮想環境がありませんので、今回はUbuntuをインストールするための仮想環境をminiPCに構築していきます。
正確には、mini PC上で動いているProxmoxに仮想環境を構築します。
Ubuntu Serverのイメージファイルを準備する
■Ubuntuのイメージファイルをダウンロードする
まずはUbuntuの公式サイトよりイメージファイル(ISOファイル)をダウンロードします。
今回は「Ubuntu Server 24.04 LTS」を使用しました。
通常であれば、上記のUbuntuのダウンロードページより、Ubuntu Serverをダウンロードできると思いますが、なぜか404エラー(ファイルが見つからないエラー)が発生してダウンロードできませんでした。
そのため、同じダウンロードページの下の方にある「その他のダウンロード方法」からOther images and mirrorsの「All Ubuntu mirrors」へ進み、Japanのところから適当なサーバーを選び、最新のUbuntuファイル(ubuntu-24.04.1-live-server-amd64.iso)をダウンロードしました。
■イメージファイルをproxmoxにアップロードする
イメージファイルのダウンロードが完了したら、proxmoxにイメージファイルをアップロードします。
イメージファイルをアップロードするストレージを選択して「ISOイメージ」→「アップロード」ボタンをクリックします。
先ほどダウンロードしたUbuntuのISOイメージファイルを選択して、「アップロード」ボタンをクリックして、アップロードが完了するまでしばらく待ちます。
アップロードが完了すると、Ubuntuのイメージファイルが追加されます。
仮想環境の作成
今回用意するスペックは公式サイト上に載っている推奨システムに合わせて構築しようと思います。
Proxmoxに関しては既にインストールされている前提になります。Proxmox自体のインストールについては、以下の記事を参照してください。
「VMを作成」ボタンをクリックして、新規に仮想環境を構築していきます。
■全般
「名前」に任意の値を入れて、「次へ」ボタンをクリックします。
名前はわかりやすく「ubuntu-server」にしました。
■OS
ISOイメージに先ほどアップロードしたUbuntuのISOファイルを選択します。
これ以外の項目はデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックします。
■システム
システムの項目はデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックします。
■ディスク
Ubuntuの推奨システムとしては25GBのハードディスクドライブとなっています。デフォルトで32GBとなっていましたので、そのまま「次へ」ボタンをクリックします。
■CPU
推奨システムは「デュアルコアプロセッサ以上」となっています。
合計コア数が2になるように、ソケットは「1」、コアは「2」を設定して「次へ」ボタンをクリックします。
■メモリ
推奨システムは「4GB」となっていますので、メモリ(MB)に「4096」を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
■ネットワーク
ネットワークの項目はデフォルトのままにします。
そのまま「次へ」ボタンをクリックします。
■確認
これまで設定した情報が表示されますので、設定内容に問題がないことを確認して「完了」ボタンをクリックします。
これでUbuntuをインストールするための仮想環境が出来上がりました。
次回は、作成した仮想環境を起動して、Ubuntuをインストールしていきます。
エコキュートとHomeAssistantが連携できる日まではまだまだ程遠い・・・。
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