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Fireタブレットを壁掛けにしてHomeAssistantのモニターとして再利用
家に余っていたタブレット(Fire HD 10) を使って、Home Assistantのダッシュボードを常に表示できる 壁掛けタブレット を設置してみました。
使用した部材
今回使ったのは、以下の部材です。
• タブレット本体:Fire HD 10
子供がキッズタブレットとして使っていたものをを再利用。
• 壁掛け用の板:12mm厚の合板
たまたま家にあったものを使用。ワンバイ材(1×6)でもOKです。
• タブレットホルダー:サンワサプライ 100-MR080BK
ねじ止め可能で、自由にサイズ調整ができるので、タブレットの種類を問わず使用可能。
• ナゲシレールブラケット:ラブリコ KXO-210(ホワイト)
壁に直接ネジを打たずに済み、取り外しやレイアウト変更が簡単にできます。
• USBコンセント:TESSAN USB充電タップ(USB-C & 100Vコンセント付き)
100V電源がそのまま使えますし、直接コンセントに挿せるので配線がスッキリできます。
• USBケーブル:UGREEN L字USB-Cケーブル(PD3.0対応)
設置する場所に合わせて選べばいいと思いますが、 L字タイプを使うことで壁掛け時の見た目をスッキリできます。
設置方法と工夫したポイント
① 合板にタブレットホルダーを取り付け
合板をタブレットのサイズに合わせてカットします。
タブレットホルダーがねじ止めできる高さは必要ですが、取り付けるタブレットより一回り小さいくらいがいいと思います。
ちなみに、木材をカットするときにはソーガイドを使ってカットしています。
こちらを使うと気持ちよく真っ直ぐにカットすることができます。
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合板を用意したら、サンワサプライのタブレットホルダー(100-MR080BK)を合板にねじ止めします。(使い古しなので、ネジ穴がたくさん・・・)
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位置を調整するのに多少苦戦しましたが、タブレットに合わせてサイズ調整ができるので、Fire HD 10でもピッタリです。
今回は合板(12mm)を使用しましたので、付属品のネジは使用しないで、別途M3×12mmくらいの短めのネジを用意しました。
② タブレットホルダーをつけた合板を壁に設置
ナゲシレールブラケット(ラブリコ KXO-210)を使って、合板を壁に固定しました。
あらかじめ、板にナゲシレールのホルダーをねじ止めします。
こちらも付属品のネジは使用しないで、別途用意したM3×12mmのネジを使用しました。
また、ナゲシレールは厚み10mmくらいありますので、がたつき防止のために、板の下側に10mm厚の木材を適当に取り付けました。
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壁側には細いピンを使ってナゲシレールのフックを取り付けます。
そして、タブレットホルダーを取り付けた板を上部から差し込んで壁に取り付けます。
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ナゲシレールを使うことで、壁に直接ネジを打たずに済みますので、取り外しても取り付け穴が目立ちません。
壁に取り付ける場合は、間柱を探す必要がありますが、ナゲシレールを使えば、間柱を探す必要がありません。
また、壁と合板の間にできた隙間に、余ったケーブルを隠すこともできます。
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③ USBコンセント & 配線整理
TESSANのUSB電源タップを使用し、Fireタブレットの充電ケーブルを接続。
Nature Remo E Liteで使用しているコンセントにUSB電源タップを差し込み、100Vコンセントは引き続きNature Remo E Lite、USBは壁付けFire HD 10の電源で使用します。
L字USB-Cケーブルを使うことで、見た目をスマートにできると思います。また、USB-Cは差し込む方向が自由なので、向き先を考える必要もありません。
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設置中に起きたトラブル & 解決策
① タブレットホルダーのマグネットがオートスリープを作動させてしまう
タブレットホルダーのマグネットが、Fireタブレットのオートスリープ機能に反応してしまい、画面が勝手に消える問題が発生。
✅ 解決策:タブレットホルダーの底面にスペーサーのスポンジを貼る!
→ タブレットホルダーに付属していた2mmスペーサーを2枚重ねたら、マグネットによるオートスリープしなくなりました。
② 音量ボタンがホルダーに当たってしまう
タブレットホルダーの固定位置がちょうどFireタブレットの音量ボタンに当たってしまい、誤作動を起こしてしまう問題が発生。
✅ 解決策:スペーサーを貼ったら、こちらも同時に解決!
→ 2mmスペーサーを2枚重ねることで、タブレットが少し浮き、ボタン干渉も回避することができました。
まとめ:余っていたFireタブレットを有効活用!
今回のDIYでは、家に余っていたFire HD 10を使って、Home Assistantのモニターとして活用する ことができました。
・「タブレットの置き場所に困っている」
・「Home Assistantをもっと便利に使いたい」
・「配線をスッキリさせたい」
と思っている人には、タブレットを壁掛けにしてみるのもアリかもしれません。
※壁への設置になりますので、タブレットが落下しないように壁の強度を十分に確認してください。また、DIYになりますので自己責任でお願いします🙇