書き溜め「CMを見ていて気になること」

テレビを見ている時、いつも気になってしまうことが2つある。今日はその1つ目。

それはハミガキや洗剤のCM。汚れが拡大されたシーンから、「これを使うとキレイさっぱり！」と言わんばかりに汚れが落ちてピカピカな状態になるやつ。

あれ、よく見るとどのメーカーも必ず僅かに汚れが残っている。本当に必ず。ちょっとだけ。

マスクのCMでもそう。「このマスクはウイルスを99.9%排除！」と謳いながら、よく見てみると必ず端の方で小さいのが1匹生き残ってる。

（※ちなみにこれは余談だけど、「ウイルスを99.9%排除」って表現も、つまりは10000匹に10匹は入ってくるってことだよなあ…って何とも言えない気持ちになる）

じゃあ一体なぜCMはみんなこんな感じなのか。理由はまあ考えたら容易に何個か見当つく。

個人的結論としては、万が一、何かクレームを言われた時の保険的な意味が1番強いと思う。

例えばこういうやり取り。

客「ねえちょっと！？CM見てこの洗剤買ったのに汚れ残ってたんだけど！？」

企業「申し訳ございません。稀にそのようなケースもございます」

客「CMだと汚れがしっかりとれて綺麗真っ白になってたのに！！あれは嘘ってこと！？」

企業「いえ、CMでも多少汚れが残っております」

客「私たちを騙したってこと！？」

企業「騙してねえよばーか」

みたいな。クレーマー怖いね。

そんな保守的なCMにありふれた日本だけど、自分は今日も気にかけて見てみる。

理由は、いつかきっと勇気を持って汚れやウイルスを完全に消し去ったCMに出会えるかもしれないから。

もしそんなメーカーに出会えたら、その時はもう実際に綺麗になろうがならまいが正直どっちでもいいから買いたいと思う。そして、時代の反逆者として頑張って欲しい。