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7泊8日の1人旅in東北⑤

今回は6日目を!
写真が多く、多分長めになってしまうとは思いますが、お付き合いください!

【6日目】平泉

前回の④を読んでいただければ予想がつくと思うが、目覚めが最悪だった。
しんどすぎて起き上がりたくなかったが、シャトルバスの時間も迫っているし、6日目のホテルも予約済みで動き出すしかなかった。顔面蒼白のまま体調が悪化しないか不安になりながらノンストップで盛岡駅までぐったりと運んでもらった。

6日目の目的は平泉観光。
ホテルの最寄り駅が一ノ関駅で盛岡駅から電車で約1時間30分、もちろんぐったりと運ばれた。
途中で花巻駅に停車して学生が乗車してきたときは全員が花巻東高校の運動部に見えてしょうがなかったけど、今となっては絶対に違う気がしている。

何度も降りたくなったが、東北だと1本待つだけでもかなり時間のロスがある。
頑張ってなんとか無事に一ノ関駅に到着して荷物をコインロッカーに預けてから世界遺産バスに乗り込んで平泉へ出発して約20分で中尊寺に到着した。

雨が降っていてあいにくの天気ではあったけど、これまでに訪れてきた名所の中では最も観光客が多かった。
まず入口手前の弁慶のお墓参りをしてから早速お寺に。

弁慶のお墓 すごく読みづらいけども…

くどいようだけど前置きしておくと、この時めちゃくちゃ体調は最悪だった。のに!!いきなりの急な坂が現れた。

入り口からこの勾配

雨で滑りそうになりながら息を切らしてなんとか上りきるとまず見えてきたのがまたもや弁慶堂。
とりあえずお参りしてから、ふと景色を見ると頑張って上った甲斐もあって見晴らしがよかった。
当時に撮った写真を見返しながら書き起こしているが、全くその時の風景の写真がなく、見て満足してすぐに次の場所へ向かったみたい…
気になる方はぜひぜひ行ってみてくださいね!!

弁慶堂

よく街中で見かけるお寺や神社の感じかと思って何も調べずに行ってみたら広さに驚いた。境内の中にはたくさんのお堂があって、最初は1つ1つにお賽銭をしていたが、すぐに小銭が尽きそうになってしまった。

お賽銭は控えめに歩いていくと途中でポストを発見したが、このポストが独特で赤ではなくて青紫色?で模様までついていた。

不思議なポストだった

次に見えてきたのがまさかの神社!寺の中に神社!?と混乱しながら入っていくとお能の舞台があった。予想外の建物の連続で恐るべし世界遺産…

まさかの神社

そして本堂が見えてきた。本堂に入ってからお参りをして、とうとうメインの中尊寺金色堂の見学へ!

これが入り口だと思っていた

金色堂や展示物の撮影は禁止だったため写真はないけれど、金色堂は教科書のように生で見れるわけではなくて、ガラスケースに入っていてそれを外から眺めた。
思っていたよりもこじんまりとはしていたが、金ピカで隅々まで細工がされていて綺麗な作品だった。

また中尊寺の参道の雰囲気が静かで良かった。
写真では伝わりづらいかもしれないが、歩いていて落ち着くことができて心が洗われた。

ずっとこんな感じの道が続いている

急な坂を転ばないように気をつけながら下りるとまだ時間に余裕があった。

④で紹介したプチルールの「看板を見かけたらそこに行く」に則り、歩いて早速見えてきた看板によると毛越寺がどうやら近くにあるらしい。一応調べてみると平泉の世界遺産に中尊寺と毛越寺が含まれているらしい。
世界遺産は中尊寺だけだと思っていたが、気になったので行ってみることに。

歩けない距離ではなかったので、歩いていると途中で美味しそうなお店が見えてきた。
食欲がなくご飯をまだ食べていなかったが、さすがに食べて体力を維持せねばと思い切って入ることにしてみた。
お餅のセットがあるらしく、しかも好きなタレを選べるとのこと。オススメのタレを聞いて注文してやってきたのがこちら☟

くるみ ごま①  ごま②
大根おろし

この大根おろしが意外と甘く、お口直しの役割になっていてあっという間に平らげてしまった。

歩いて30分ほどで毛越寺に到着した。

毛越寺

中に入って宝物館で奥州藤原氏について少しだけ知識を深めて、外に出てみると入った時には気づかなかったが大きな池を発見。

大泉が池

一周してみようかと歩き出したはいいものの、めちゃくちゃ距離があった。
半分を過ぎた頃にやっと一方通行であることに気づくというミス発覚。が、ここまで歩いて戻ることも出来ずに申し訳ないがそのまま逆走することに…

世界最古の遣水 
紅葉シーズンは素敵な景色になりそう

一周して帰ってくるとちょうどいい時間になったので、一ノ関駅に戻ってホテルに向かうことにした。

ホテルに行く前に晩御飯を買って、予約内容を確認してみると禁煙ルームを予約したはずだったのに喫煙ルームを予約していた。
急いで連絡を取ると変更が可能だとのことで、なんとか禁煙ルームに泊まることができた。
スムーズに6日目を終えられると思いきや、またまたまた反省することになる。

その日の夜はマスカレードホテルの地上波放送日で、ホテルの部屋で7日目のホテルの予約をしながらホテル映画を観るというカオスな状況だった。

次の日は楽しみにしている猊鼻渓の舟下りが待っていたので、夜更かしもほどほどにしてゆっくり寝ることにして6日目を終えた。

7、8日目を次回に振り返って予定よりも長くなってしまったこのシリーズを終えようと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございました!

それではまた来週〜!

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